令和1年度 保育試験 過去問題
ABCD | |
1 | ○○○× |
2 | ×○×× |
3 | ××○× |
4 | ×××○ |
5 | ×××× |
正解 2
A × 不適切です。入所施設での生活を前提にしている点から不適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。デンマークのバンク・ミケルセンにより1950年に提唱されました。
D × 不適切です。「障害のある人が障害のない人と同等に生活し、ともにいきいきと活動できる社会を目指すこと」がノーマライゼーションの理念です。
ABCD | |
1 | ○○×× |
2 | ○×○○ |
3 | ○××○ |
4 | ×○×○ |
5 | ××○○ |
正解 3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。行政の権限や裁量による福祉から、利用者が主体となる制度が広がる中で、「社会福祉法」へと改正されました。
C × 不適切です。在宅福祉サービスは1990(平成2)年、老人福祉法の改正で法定化されました。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | ○○×○ |
2 | ○×○× |
3 | ×○○× |
4 | ××○× |
5 | ×××○ |
正解 4
A × 不適切です。母子生活支援施設は、「児童福祉法」によって定められています。
B × 不適切です。乳児院への入所理由で最も多いのは「父母の虐待」(18.3%)で、ついで「父母の精神障害」(17.8%)、「父母の放任怠惰(たいだ)」(11.0%)です。
※「社会的養護の現状について」は次回は令和2年10月版が出題されます。平成30年度中新規措置児童の乳児院への入所理由で最も多いのは「父母の精神障害」(22.1%)で、ついで「父母の虐待」(21.2%)です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。障害児が利用する福祉施設は、「児童福祉法」で定められています。
ABCD | |
1 | ○○×○ |
2 | ○××× |
3 | ×○○○ |
4 | ××○○ |
5 | ××○× |
正解 3
A × 不適切です。「保護者の苦情などに対しその解決を図るよう努めなければならない」と示されています。
(「保育所保育指針」第1章総則 1「保育所保育に関する基本原則」 (5)保育所の社会的責任 参照)
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | ○○×× |
2 | ○×○○ |
3 | ×○×○ |
4 | ××○× |
5 | ×××○ |
正解 5
A × 不適切です。保育所は、第二種社会福祉事業です。
B × 不適切です。障害者支援施設は、第一種社会福祉事業です。
C × 不適切です。共同募金を行う事業は、第一種社会福祉事業です。
D 〇 適切です。
ABC | |
1 | ○○× |
2 | ○×× |
3 | ×○○ |
4 | ×○× |
5 | ××○ |
正解 2
A 〇 適切です。
B × 不適切です。介護保険制度の利用者負担割合は、一定以上の所得がある場合、所得に応じ2割ないしは3割負担となります。
C × 不適切です。保育所の利用者負担額は、所得に応じて支払う金額が変わる応能負担で徴収されます。
ABCD | |
1 | ○○○× |
2 | ○××○ |
3 | ×○○× |
4 | ××○○ |
5 | ×××× |
正解 1
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。児童手当は、15歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子ども(中学校修了までの子ども)が対象です。
ABCD | |
1 | ○○×× |
2 | ○××× |
3 | ×○○× |
4 | ××○× |
5 | ×××○ |
正解 4
A × 不適切です。介護福祉士の資格は、国家試験を受験して合格し、指定登録機関に登録することが必須です。資格取得に実務経験は求められません。
B × 不適切です。介護支援専門員(ケアマネージャー)の登録は、都道府県に行います。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。社会福祉主事は任用資格です。年齢が20歳以上等の要件があります。
ABCD | |
1 | ○○○× |
2 | ○○×○ |
3 | ○×○× |
4 | ×○×○ |
5 | ××○○ |
問題不成立
出題の選択肢に不正確な表現があるため、受験者全員が正解となっています。
※雇用保険法の一部改正により、「育児休業給付」は、失業等給付から独立し、異なる給付体系に位置づけられました。
ABCD | |
1 | ○○×○ |
2 | ○×○× |
3 | ○××× |
4 | ×○○○ |
5 | ×××○ |
正解 3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。求職者給付に医療費の給付は含まれていません。
C × 不適切です。疾病または負傷のため求職活動ができない場合、求職者給付の一つとして傷病手当金制度があります。
D × 不適切です。雇用保険の保険料は事業主と労働者の折半であり、給料から天引きされます。
ABCD | |
1 | ○○×× |
2 | ○×○× |
3 | ○××○ |
4 | ×○×○ |
5 | ××○○ |
正解 3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。バーネット夫妻が設立したのはトインビーホールで、アダムズが設立したのがハル・ハウスで、逆です。
C × 不適切です。ケースワークの母と呼ばれたメアリー・リッチモンドの記述です。
D 〇 適切です。
【事例】
H保育士が勤務するS保育所には、最近、休みがちになっているK君(4歳、男児)がいる。10日ぶりにK君が登園したが、いつもと違って元気がなく、午睡の着替えの際に背中や腹部にうっすらと あざが数か所見つかった。H保育士はK君が午睡から目覚めた後に、あざについて「ここどうした の?」と尋ねると、K君は「転んだ」と返答した。H保育士は虐待ではないかと思った。
【設問】
次のうち、この段階におけるH保育士の対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A: 「先生には何を言っても大丈夫だよ。」とK君に笑顔で対応する。
B: 同僚の保育士、主任保育士に報告・相談する。
C: 迎えに来た母親に虐待の有無を尋ね、あざの原因について追求する。
D: あざの状態について詳細に記録に残す。
ABCD | |
1 | ○○×○ |
2 | ○○×× |
3 | ○×○○ |
4 | ○××○ |
5 | ××○○ |
正解 1
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。母親に虐待の有無を尋ね追求するのは不適切な対応です。まず母親の話に耳を傾け、丁寧にヒアリングを行い、寄り添う姿勢が大切です。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | ○○×× |
2 | ○××○ |
3 | ×○○× |
4 | ×○×○ |
5 | ××○○ |
正解 2
A 〇 適切です。
B × 不適切です。アセスメントは事前評価と訳され、利用者やその周囲の情報を集める段階です。個別性に配慮しながら情報収集を行うことが必要です。
C × 不適切です。利用者の満足感をチェックするため、評価は必要です。それが適切な援助につながります。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | ○○○× |
2 | ○×○× |
3 | ○××○ |
4 | ×○×○ |
5 | ××○○ |
正解 1
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。ソーシャルアクションとは、制度の創設や運営の改善を目指し、行政や世論に働きかける活動のことです。
ABCD | |
1 | ○○○○ |
2 | ○○×○ |
3 | ○××○ |
4 | ×○○× |
5 | ××○× |
正解 3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。地域包括支援センターは、介護、医療、保健、福祉などの側面から、高齢者を支える総合相談窓口です。配偶者暴力相談支援センターとしての機能は求められていません。
C × 不適切です。配偶者暴力相談支援センターの機能に、生活資金の給付は含まれていません。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | ○○○○ |
2 | ○○×○ |
3 | ○×○× |
4 | ×○×○ |
5 | ××○× |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。保育所の第三者評価は、都道府県ごとに審査を受け、認証を取得した第三者評価機関が行います。
D 〇 適切です。
1 | A→B→D→C |
---|---|
2 | A→D→C→B |
3 | B→D→C→A |
4 | C→A→B→D |
5 | D→A→B→C |
正解 1
A ゴールドプラン → 1989(平成元)年 策定
B エンゼルプラン → 1994(平成6)年 策定
C オレンジプラン → 2012(平成24)年 策定
D 障害者プラン~ノーマライゼーション7か年戦略~ → 1995(平成7)8年 策定
A → B → D → C の順になります。
ABCD | |
1 | ○○○× |
2 | ○○×○ |
3 | ○×○× |
4 | ×○×○ |
5 | ××○○ |
正解 1
A 〇 適切です。
※「人口動態統計」は令和元年版が最新です。合計特殊出生率は 1.36 です。
B 〇 適切です。
※「厚生労働白書」は令和2年版が最新です。2065年には、8,808万人に減少すると推計されています。
C 〇 適切です。
※2018(平成30)年の出生数は 91万8400人でした。
D × 不適切です。合計特殊出生率は、東京などの都市部において低く、地方において高い傾向にあります。
※令和2年版では、最も低い数値は東京の1.15、最も高い数値は沖縄の1.82でした。
ABCD | |
1 | ○○○× |
2 | ○○×× |
3 | ○×○○ |
4 | ×○○○ |
5 | ×××○ |
正解 3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。市町村障害児福祉計画は、「児童福祉法」です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
少子化に対処するための施策は、父母その他の保護者が子育てについての( A )を有するとの 認識の下に、国民の意識の変化、( B )の多様化等に十分留意しつつ、( C )の形成とあいまって、家庭や子育てに夢を持ち、かつ、次代の社会を担う子どもを安心して生み、育てることができる( D )を整備することを旨として講ぜられなければならない。
1 | A:第一義的任務B:価値観 C:男女雇用均等社会D:社会 |
---|---|
2 | A:第一義的役割B:金銭感覚 C:男女同権平等社会D:地域 |
3 | A:第一義的義務B:生活環境 C:男女平等推進社会D:生活 |
4 | A:第一義的責任B:生活様式 C:男女共同参画社会D:環境 |
5 | A:第一義的責務B:問題意識 C:男女協働施策社会D:条件 |
正解 4
少子化に対処するための施策は、父母その他の保護者が子育てについての( A 第一義的責任 )を有するとの認識の下に、国民の意識の変化、( B 生活様式 )の多様化等に十分留意しつつ、( C 男女共同参画社会 )の形成とあいまって、家庭や子育てに夢を持ち、かつ、次代の社会を担う子どもを安心して生み、育てることができる( D 環境 )を整備することを旨として講ぜられなければならない。