平成31年度 保育試験 過去問題
法律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と( A )に励み、その( B )の遂行に努めなければならない。
前項の教員については、その使命と( B )の重要性にかんがみ、その身分は尊重され、待遇の適正が期せられるとともに、養成と研修の充実が図られなければならない。
1 | A 研鑽B 任務 |
---|---|
2 | A 研鑽B 職責 |
3 | A 修養B 職責 |
4 | A 修養B 職務 |
5 | A 修養B 任務 |
正解 3
法律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と( A 修養 )に励み、その( B 職責 )の遂行に努めなければならない。
前項の教員については、その使命と( B 職責 )の重要性にかんがみ、その身分は尊重され、待遇の適正が期せられるとともに、養成と研修の充実が図られなければならない。
これからの幼稚園には、( A )の始まりとして、こうした教育の目的及び目標の達成を目指しつつ、一人一人の幼児が、将来、自分の( B )を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓(ひら)き、( C )の創り手となることができるようにするための基礎を培うことが求められる。
1 | A 生涯学習B 個性や能力C 平和な国家 |
---|---|
2 | A 生涯学習B よさや可能性C 持続可能な社会 |
3 | A 学校教育B 個性や能力C 持続可能な社会 |
4 | A 学校教育B よさや可能性C 持続可能な社会 |
5 | A 学校教育B よさや可能性C 平和な国家 |
正解 4
これからの幼稚園には、( A 学校教育 )の始まりとして、こうした教育の目的及び目標の達成を目指しつつ、一人一人の幼児が、将来、自分の( B よさや可能性 )を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、( C 持続可能な社会 )の創り手となることができるようにするための基礎を培うことが求められる。
児童は、特別の保護を受け、また、健全、かつ、正常な方法及び自由と尊厳の状態の下で身体的、知能的、道徳的、精神的及び社会的に成長することができるための機会及び便益を、法律その他の手段によつて与えられなければならない。この目的のために法律を制定するに当つては、児童の最善の利益について、最高の考慮が払われなければならない。
1 | 児童の権利に関する条約 |
---|---|
2 | 児童福祉法 |
3 | 児童憲章 |
4 | 世界人権宣言 |
5 | 児童権利宣言 |
正解 5
「児童権利宣言」第2条参照。
正統的周辺参加は、それ自体は教育形態ではないし、まして教授技術的方略でも教えるテクニックでもないことを強調しておくべきである。それは学習を分析的にみる一つの見方であり、学習というものを理解する一つの方法である。
1 | デューイ(Dewey, J.) |
---|---|
2 | ピアジェ(Piaget, J.) |
3 | レイヴとウェンガー(Lave, J.&Wenger, E.) |
4 | ブルーナー(Bruner, J.S.) |
5 | ブルーム(Bloom, B.S.) |
正解 3
レイヴとウェンガーが『状況に埋め込まれた学習:正統的周辺参加』で主張しました。
A B C | |
1 | ア エ イ |
2 | イ ア エ |
3 | イ ウ ア |
4 | イ エ オ |
5 | オ ウ ア |
正解 3
A-イ 中江藤樹は江戸前期の陽明学者です。多くの人々に尊敬され近江聖人と呼ばれました。『翁問答』を著しました。
B-ウ 空海は平安前期の真言宗の開祖です。京都に綜芸種智院を開きました。
C-ア 貝原益軒は江戸前中期の儒学(朱子学)者・本草学者です。『和俗童子訓』を著し、年齢段階に応じた子どもの学習方法を示しました。
エの聖徳太子は飛鳥時代の摂政です。全ての人に等しく教育を説きました。
オの大原幽学は江戸後期の農政学者です。子どもの教育・しつけのために換え子制度の奨励など、農民生活のあらゆる面を指導しました。
ABCD | |
1 | 〇〇〇〇 |
2 | 〇××〇 |
3 | ×〇〇〇 |
4 | ×〇×〇 |
5 | ×〇×× |
正解 ―(全員正解)
A ― コメニウスは、17世紀に活躍した人物です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
1 | 教育職員の養成並びに資質の保持及び向上に関する事務をつかさどる。 |
---|---|
2 | スポーツ庁と文化庁が外局として置かれている。 |
3 | 少子高齢社会への総合的な対応に関する関係行政機関の事務の調整に関する事務をつかさどる。 |
4 | 学校環境の整備に関する指導及び助言に関する事務をつかさどる。 |
5 | 科学技術に関する研究及び開発に関する計画の作成及び推進に関する事務をつかさどる。 |
正解 3
1 〇 適切です。
2 〇 適切です。
3 × 不適切です。少子高齢化に関する事務は「厚生労働省」がつかさどっています。
4 〇 適切です。
5 〇 適切です。
幼稚園の運営に当たっては、子育ての支援のために保護者や地域の人々に機能や施設を開放して、園内体制の整備や関係機関との連携及び協力に配慮しつつ、幼児期の教育に関する相談に応じたり、情報を提供したり、幼児と保護者との登園を受け入れたり、保護者同士の交流の機会を提供したりするなど、幼稚園と( A )が一体となって幼児と関わる取組を進め、地域における( B )としての役割を果たすよう努めるものとする。その際、心理や保健の専門家、地域の子育て経験者等と連携・協働しながら取り組むよう配慮するものとする。
1 | A 家庭B 幼児期の教育のセンター |
---|---|
2 | A 家庭B 子育ての相談機関 |
3 | A 地域社会B 幼児期の教育のセンター |
4 | A 地域社会B 子育ての相談機関 |
5 | A 地域社会B 就学前の教育機関 |
正解 1
幼稚園の運営に当たっては、子育ての支援のために保護者や地域の人々に機能や施設を開放して、園内体制の整備や関係機関との連携及び協力に配慮しつつ、幼児期の教育に関する相談に応じたり、情報を提供したり、幼児と保護者との登園を受け入れたり、保護者同士の交流の機会を提供したりするなど、幼稚園と( A 家庭 )が一体となって幼児と関わる取組を進め、地域における( B 幼児期の教育のセンター )としての役割を果たすよう努めるものとする。その際、心理や保健の専門家、地域の子育て経験者等と連携・協働しながら取り組むよう配慮するものとする。
学習指導要領の次期改訂が目指す理念を実現するためには、教育課程全体を通した取組を通じて、教科横断的な視点から教育活動の改善を行っていくことや、学校全体としての取組を通じて、教科等や学年を超えた組織運営の改善を行っていくことが求められているとしており、教育活動や組織運営など、学校全体の在り方の改善において核となる教育課程の編成、実施、評価及び改善という 「( A )」の確立が必要であることが示されている。
こうした( A )は、次のような側面から捉えることができる。
・ 各教科等の教育内容を相互の関係で捉え、学校の教育目標を踏まえた教科横断的な視点で、その目標の達成に必要な教育の内容を組織的に配列していくこと。
・ 教育内容の質の向上に向けて、子供たちの姿や地域の現状等に関する調査や各種データ等に基づき、教育課程を編成し、実施し、評価して改善を図る一連の( B )を確立すること。
・ 教育内容と、教育活動に必要な人的・物的資源等を、地域等の外部の資源も含めて活用しながら効果的に組み合わせること。
1 | A クオリティ・マネジメントB インテリジェンス・サイクル |
---|---|
2 | A クオリティ・マネジメントB PDCAサイクル |
3 | A リスク・マネジメントB PDCAサイクル |
4 | A カリキュラム・マネジメントB PDCAサイクル |
5 | A カリキュラム・マネジメントB インテリジェンス・サイクル |
正解 4
学習指導要領の次期改訂が目指す理念を実現するためには、教育課程全体を通した取組を通じて、教科横断的な視点から教育活動の改善を行っていくことや、学校全体としての取組を通じて、教科等や学年を超えた組織運営の改善を行っていくことが求められているとしており、教育活動や組織運営など、学校全体の在り方の改善において核となる教育課程の編成、実施、評価及び改善という「( A カリキュラム・マネジメント )」の確立が必要であることが示されている。
こうした( A カリキュラム・マネジメント )は、次のような側面から捉えることができる。
・ 各教科等の教育内容を相互の関係で捉え、学校の教育目標を踏まえた教科横断的な視点で、その目標の達成に必要な教育の内容を組織的に配列していくこと。
・ 教育内容の質の向上に向けて、子供たちの姿や地域の現状等に関する調査や各種データ等に基づき、教育課程を編成し、実施し、評価して改善を図る一連の( B PDCAサイクル )を確立すること。
・ 教育内容と、教育活動に必要な人的・物的資源等を、地域等の外部の資源も含めて活用しながら効果的に組み合わせること。
ABCDE | |
1 | 〇〇〇×〇 |
2 | 〇〇×〇× |
3 | 〇×〇〇〇 |
4 | ×〇×〇× |
5 | ×〇〇×× |
正解 4
A × 不適切です。言葉だけでなく、身振り手振りやコミュニケーションボードなども用いて内容を伝えるようにするのがよいです。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。シリコン製やポリプロピレン製など、学校にある素材の食器のうちから受け入れやすい触感の食器を用いるのがよいです。
D 〇 適切です。
E × 不適切です。ピストルは使用せず、代わりに笛・ブザー音・手旗などによってスタートの合図をするのがよいです。