平成31年度 保育試験 過去問題
A B C D | |
1 | ア イ ウ エ |
2 | ア ウ イ キ |
3 | イ ウ オ エ |
4 | イ オ カ ク |
5 | ウ カ オ キ |
正解 3
・ 唾液に含まれる( A イ アミラーゼ )は、でんぷんを加水分解する酵素である。
・ 中性脂肪の消化は、主に膵液中の( B ウ リパーゼ )の作用により小腸で行われる。
・ 二糖類の麦芽糖は、小腸粘膜において( C オ マルターゼ )によって分解される。このような消化を( D エ 膜 )消化という。
A B C D | |
1 | ア イ ウ エ |
2 | ア ウ イ エ |
3 | ウ ア イ エ |
4 | ウ ア エ イ |
5 | エ ア イ ウ |
正解 3
A ウ 特に母乳栄養児は、腸内細菌叢がビフィズス菌主体でビタミンK産生腸内細菌が少ないためビタミンKが不足しやすくなります。
B ア ビタミンDには、小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進する働きと、それによって血液中のカルシウム濃度を保ち、丈夫な骨をつくる働きがあります。
C イ ビタミンCは、コラーゲンの構築の際に補酵素として機能する事や抗酸化作用など、様々な生体機能に関与しています。ビタミンCの欠乏症である壊血病は、コラーゲンが作られないために細胞の間の結合がゆるむことで起こります。
D エ 葉酸は、たんぱく質や細胞をつくる時に必要なDNAなどの核酸を合成する重要な役割があります。このため、赤血球の細胞の形成を助けたり、細胞分裂が活発である胎児の正常な発育に役立ったりするなどの大切な働きをしています。
糖質は主要なエネルギー源で、1gあたり( A )kcalのエネルギーを供給する。体内では単糖類として吸収され、肝臓に運ばれ、( B )に変換される。エネルギー源として利用されなかった糖質は、グリコーゲンや( C )として、体内に蓄積される。
1 | A 4B ブドウ糖C 脂肪 |
---|---|
2 | A 4B 乳糖C 脂肪 |
3 | A 7B ブドウ糖C たんぱく質 |
4 | A 9B 乳糖C たんぱく質 |
5 | A 9B ブドウ糖C 脂肪 |
正解 1
糖質は主要なエネルギー源で、1gあたり( A 4 )kcalのエネルギーを供給する。体内では単糖類として吸収され、肝臓に運ばれ、( B ブドウ糖 )に変換される。エネルギー源として利用されなかった糖質は、グリコーゲンや( C 脂肪 )として、体内に蓄積される。
1 | 平成28年度食料自給率(農林水産省)は、カロリーベースで40%以下である。 |
---|---|
2 | 日本型食生活は、ごはんを中心に多様な副食などを組み合わせることができるため、栄養バランスに優れている。 |
3 | 中食とは、家庭内で手づくりされた料理を食べることをいう。 |
4 | 日本の食生活は飽食の時代といわれ、大量の食品を廃棄している。 |
5 | 遺伝子組換え食品とは、他の生物から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、その性質を持たせたい植物などに組み込む技術を利用して作られた食品であり、農作物や食品添加物に利用されている。 |
正解 3
1 〇 適切です。
2 〇 適切です。
3 × 不適切です。中食とは、市販の弁当やそう菜、家庭外で調理・加工された食品を家庭や職場・学校・屋外等へ持って帰り、そのまま(調理加熱することなく)食事をすること。また、その食品(日持ちをしない食品)の総称を意味します。
4 〇 適切です。
5 〇 適切です。
※食料自給率(農林水産省)は令和元年度版が最新です。食料自給率(農林水産省)は、カロリーベースで38%です。
1 | A 推奨量B 目標量C 耐容上限量D 目安量 |
---|---|
2 | A 推奨量B 目安量C 耐容上限量D 目標量 |
3 | A 目安量B 推奨量C 耐容上限量D 目標量 |
4 | A 耐容上限量B 目標量C 推奨量D 目安量 |
5 | A 耐容上限量B 目安量C 目標量D 推奨量 |
正解 2
推定平均必要量、( A 推奨量 )
*これらを推定できない場合の代替指標:( B 目安量 )
( C 耐容上限量 )
( D 目標量 )
※「日本人の食事摂取基準」は2020年度版が最新です。
1 | A せん切りB 小口切りC くし形切りD 輪切りE みじん切り |
---|---|
2 | A せん切りB みじん切りC 小口切りD 輪切りE くし形切り |
3 | A せん切りB みじん切りC くし形切りD 小口切りE 輪切り |
4 | A 小口切りB みじん切りC せん切りD 輪切りE くし形切り |
5 | A くし形切りB みじん切りC せん切りD 小口切りE 輪切り |
正解 3
1 | 離乳食の開始時期は、「6か月」と回答した者の割合が最も高かった。 |
---|---|
2 | 離乳食の開始の目安は、「月齢」と回答した者の割合が最も高かった。 |
3 | 離乳食の完了時期は、「13〜15か月」と回答した者の割合が最も高かった。 |
4 | 離乳食について困ったことは、「特にない」と回答した者の割合が最も高かった。 |
5 | 離乳食について学んだ場所(人)としては、「保健所・市町村保健センター」と回答した者の割合が最も高かった。 |
正解 4
1 〇 適切です。
2 〇 適切です。
3 〇 適切です。
4 × 不適切です。「作るのが負担、大変」と回答した割合が33.5%で最も多く、「特にない」と回答した割合は25.9%でした。
5 〇 適切です。
離乳食についての問題は頻出ですので、テキストでもう一度確認をしておきましょう。
ABCD | |
1 | 〇〇×〇 |
2 | 〇〇×× |
3 | ×〇〇× |
4 | ××〇〇 |
5 | ×××〇 |
正解 4
A × 不適切です。卵は、離乳食中期(生後7~8カ月頃)に固ゆでの卵黄からはじめ、慣れてきたら卵白も含めた全卵を与えます。
B × 不適切です。離乳開始の発達の目安として、首のすわりがしっかりしている、支えてやると座れる、食物に興味を示す、スプーンなどを口にいれても舌で押し出すことが少なくなる、があげられます。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
※「授乳・離乳の支援ガイド」は2019(平成31)年が最新です。
A 卵は卵は、離乳中期(生後7~8カ月頃)に卵黄1~全卵3分の1、離乳後期(生後9~11か月頃)に全卵2分の1、離乳完了期(生後12~18か月頃)に全卵2分の1~3分の2を与えます。
1 | 偏食する |
---|---|
2 | むら食い |
3 | 遊び食べをする |
4 | 食べるのに時間がかかる |
5 | 作るのが負担、大変 |
正解 5
( A 食べるのに時間がかかる )
( B 偏食する )
( C むら食い )
( D 遊び食べをする )
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×× |
3 | 〇×〇× |
4 | ×〇×〇 |
5 | ×××〇 |
正解 2
A 〇 記述の通りです。
B 〇 記述の通りです。
C × 誤りです。「出産後は母親と赤ちゃんが終日、一緒にいられるように、支援しましょう。」です。
D × 誤りです。「赤ちゃんが欲しがるとき、母親が飲ませたいときには、いつでも母乳を飲ませられるように支援しましょう。」です。
退院後には「母乳育児を継続するために、母乳不足感や体重増加不良などへの専門的支援、困ったときに相談できる場所づくりや仲間づくりなど、社会全体で支援しましょう。」もあわせてチェックしておきましょう。
※「授乳・離乳の支援ガイド」は2019(平成31)年が最新です。必ず確認しておきましょう。
ABCD | |
1 | 〇〇×〇 |
2 | 〇〇×× |
3 | 〇×〇〇 |
4 | ×〇〇× |
5 | ×××〇 |
正解 4
A × 不適切です。乳歯の永久歯への生えかわりは、一般的に6歳頃から始まります。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。学童期の肥満は、成人期の肥満に移行する可能性が高いといわれています。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇××× |
3 | ×〇〇〇 |
4 | ×〇×〇 |
5 | ××〇〇 |
正解 3
A × 不適切です。肥満者の割合は50歳~59歳の男性が36.5%で最も高いです。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
※国民健康・栄養調査は令和元年版が最新です、必ず確認しておきましょう。
A 肥満者の割合は、40~49歳の男性が39.7%で最も高いです。
B 朝食の欠食率は、40~49歳の男性が28.5%で最も高いです。
1 | 妊娠したら、健康なからだづくりを |
---|---|
2 | お母さんと赤ちゃんの健やかな毎日は、からだと心にゆとりのある生活から生まれます |
3 | 母乳育児も、バランスのよい食生活のなかで |
4 | たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう |
5 | からだづくりの基礎となる「主菜」は適量を |
正解 1
1 × 誤りです。「妊娠前から、健康なからだづくりを」です。
2 〇 記述の通りです。
3 〇 記述の通りです。
4 〇 記述の通りです。
5 〇 記述の通りです。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×× |
3 | 〇×〇〇 |
4 | ×〇×〇 |
5 | ××〇〇 |
正解 4
A × 不適切です。「無菌操作法」ではなく「終末殺菌法」です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。「生後6か月」ではなく「生後9か月」です。
D 〇 適切です。
※最新の「授乳・離乳の支援ガイド」も確認しておきましょう。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇 |
3 | 〇××〇 |
4 | ×〇×〇 |
5 | ××〇× |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。「出産後1年未満に働いていた者」の母乳栄養の割合は、10年前に比べて増加しています。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇 |
3 | 〇×〇〇 |
4 | ×〇〇× |
5 | ×××〇 |
正解 3
A 〇 記述の通りです。
B × 誤りです。「生きる力」ではなく「食を営む力」です。
C 〇 記述の通りです。
D 〇 記述の通りです。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇×〇〇 |
3 | 〇××〇 |
4 | ×〇×× |
5 | ×××〇 |
正解 2
A 〇 適切です。
B × 不適切です。衛生管理については、調理前の手洗いだけではなく、事前の衛生面での指導、食材、清潔な服装、調理器具の洗浄、消毒なども大切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
1 | 消化のよいものを与えるとよい。 |
---|---|
2 | 野菜スープの上ずみ、みそ汁の上ずみ、重湯などは消化管に対する負担が少ない。 |
3 | 肉類は、脂肪の多い牛肉が適している。 |
4 | 脱水症を予防するために、水分を補給する。 |
5 | 嘔吐がある場合には、様子を見ながら母乳は与えてよい。 |
正解 3
1 〇 適切です。
2 〇 適切です。
3 × 不適切です。肉類は消化しにくく腸を刺激するので、疾病および体調不良の子どもへは控えた方がよいです。
4 〇 適切です。
5 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇×〇× |
3 | ×〇×〇 |
4 | ×〇×× |
5 | ××〇〇 |
正解 5
A × 不適切です。食物アレルギーの有症率は、乳児期が多く幼児期以降減少します。
B × 不適切です。乳児の食物アレルギーの新規発症の主要原因物質は、鶏卵が最も頻度が高く、牛乳、小麦がそれに続きます。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇〇 |
2 | 〇×〇〇 |
3 | 〇×〇× |
4 | 〇××× |
5 | ××〇× |
正解 2
A 〇 適切です。
B × 不適切です。幼児期の間食の量は、1日の摂取エネルギーの10~20%を目安とします。
C 〇 適切です。
※「授乳・離乳の支援ガイド」は2019(平成31)年版が最新です。
D 〇 適切です。