平成31年度 保育試験 過去問題
ABCDE | |
1 | 〇〇〇×〇 |
2 | 〇〇×〇× |
3 | 〇×××〇 |
4 | ×〇××× |
5 | ××〇〇〇 |
正解 3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。看護師が行う治療や処置ではなく、保育士等が行う援助や関わりです。
C × 不適切です。一定の時間を設けて行う援助や関わりではなく、保育所における保育全体を通じて、展開される関わりです。
D × 不適切です。保護者への指導ではなく、一人一人の子どもに対する関わりです。
E 〇 適切です。
1 | A 養護B 健康C 安全D 社会E 心情 |
---|---|
2 | A 配慮B 運動C 食事D 科学E 感性 |
3 | A 養護B 運動C 安全D 科学E 感性 |
4 | A 配慮B 健康C 食事D 社会E 心情 |
5 | A 養護B 健康C 食事D 科学E 心情 |
正解 1
・ 十分に( A 養護 )の行き届いた環境の下に、くつろいだ雰囲気の中で子どもの様々な欲求を満たし、生命の保持及び情緒の安定を図ること。
・ ( B 健康 )、( C 安全 )など生活に必要な基本的な習慣や態度を養い、心身の( B 健康 )の基礎を培うこと。
・ 生命、自然及び( D 社会 )の事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな( E 心情 )や思考力の芽生えを培うこと。
「保育所保育指針」第1章「総則」の(2)「保育の目標」参照。
ABCD | |
1 | 〇〇×〇 |
2 | 〇×〇× |
3 | 〇××〇 |
4 | ×〇〇× |
5 | ×〇×〇 |
正解 3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。子どもの活動内容やその結果だけではなく、子どもの心の育ちや意欲、取り組む過程などにも十分配慮するよう留意します。
C × 不適切です。記録をするときには、子どもと保育士等の2つの視点で保育を捉えて保育内容の見直しを図るように留意しなければなりません。子どもの姿に視点を当てるというのは、一日の保育やある期間の保育が終わったときにその間の子ども一人一人の様子を振り返り、保育所での生活と遊びの様子を思い返してみることです。また、保育士等の保育に視点を当てるというのは、一日の保育やある期間の保育について、保育士等が自分の設定したねらいや環境などにも焦点を当てて保育実践が適切に行えたかどうかを振り返ってみることです。
D 〇 適切です。
「保育所保育指針」第1章「総則」の3「保育の計画及び評価」参照。
ABCDE | |
1 | 〇〇××〇 |
2 | 〇×〇〇× |
3 | ×〇〇×〇 |
4 | ××〇〇× |
5 | ××××〇 |
正解 4
A × 誤りです。「進んで運動しようとする」ではなく「自分から体を動かすことを楽しむ」です。
B × 誤りです。「自分の力で行動することの充実感を味わう」ではなく「身近な人と関わる心地よさを感じる」です。
C 〇 記述の通りです。
D 〇 記述の通りです。
E × 誤りです。記述は3歳以上児の保育に関するねらい及び内容です。
「保育所保育指針」第2章「保育の内容」における「ねらい」参照。
1 | A 活動B 子育てC 病児保育D 福祉E 生活の連続性 |
---|---|
2 | A 活動B 子育てC 病児保育D 最善の利益E 心身の状態 |
3 | A 活動B 教育C 休日保育D 最善の利益E 生活の連続性 |
4 | A 行事B 教育C 休日保育D 最善の利益E 心身の状態 |
5 | A 行事B 子育てC 休日保育D 福祉E 生活の連続性 |
正解 1
・ 保育の( A 活動 )に対する保護者の積極的な参加は、保護者の( B 子育て )を自ら実践する力の向上に寄与することから、これを促すこと。
・ 保護者の就労と子育ての両立等を支援するため、保護者の多様化した保育の需要に応じ、( C 病児保育 )事業など多様な事業を実施する場合には、保護者の状況に配慮するとともに、子どもの( D 福祉 ) が尊重されるよう努め、子どもの( E 生活の連続性 )を考慮すること。
「保育所保育指針」第4章「子育て支援」2「保育所を利用している保護者に対する子育て支援」参照。
A B C D | |
1 | ア イ ウ エ |
2 | ア エ イ ウ |
3 | オ イ ウ ア |
4 | オ エ イ ア |
5 | オ エ ウ ア |
正解 5
A オ 豊田芙雄は東京女子師範学校附属幼稚園で日本初の保姆になりました。
B エ 赤沢鍾美・仲子夫妻は日本初の託児所である新潟静修学校を創設しました。後の守孤扶独幼稚児保護会です。
C ウ 橋詰良一は1922(大正11)年、園舎を持たず、野外で行う保育を特徴とする家なき幼稚園を創設しました。
D ア 野口幽香と森島峰は1900(明治33)年、二葉幼稚園(後の二葉保育園)を創設しました。
ABCD | |
1 | 〇〇〇〇 |
2 | 〇〇×〇 |
3 | 〇×〇× |
4 | ×〇×× |
5 | ×××〇 |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。設問はロックに関する記述です。
D 〇 適切です。
A B C D | |
1 | ア イ ウ エ |
2 | ア イ エ ウ |
3 | ア ウ エ オ |
4 | オ イ ウ エ |
5 | オ ウ エ ア |
正解 1
A ア ピアジェに関する記述です。
B イ デューイに関する記述です。
C ウ ハウに関する記述です。
D エ ヒルに関する記述です。
オのエリクソンは人間の一生を「ライフサイクル」と捉え、精神発達の過程を8つの段階に分けるとともに、各段階にある課題を克服することで精神的発達を遂げるとして理論化しました。
【事例】
Kちゃんは登園の際、いつも大人の手のひらほどの小さな白いあひるのぬいぐるみを持っている。 母親は家を出るときに、「保育園にはおうちの物は持って行ってはだめなんだよ。あひるさんはおうちにおいていこう。」とKちゃんに伝えている。だが、Kちゃんは受け入れられない。
登園して支度が終わり、母親が保育室を出るときになっても、Kちゃんは手に持つぬいぐるみを離すことはできない。母親が無理にぬいぐるみを離そうとすると、Kちゃんは大泣きしてしまう。結局Kちゃんは、ぬいぐるみをそのまま保育室に持ち込む日が続く。食事や遊びの際、ぬいぐるみを離せそうなときは、保育士がエプロンのポケットに預かることもあるが、預かろうとすると頑なに首を振り、そのまま手に持って過ごしている日もある。
【設問】
「保育所保育指針」第1章「総則」、第2章「保育の内容」に照らし、保育士のKちゃんへの対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A クラスの他児は、家から玩具などを持ってきていない。不平等になるため、今後は朝の登園の際にぬいぐるみは必ず保育士が預かり、Kちゃんが求めても降園まで渡さないようにする。
B Kちゃんの母親に、家を出るときにぬいぐるみを持たせないようにお願いする。
C Kちゃんがぬいぐるみを持つことで安心するのであれば、Kちゃんのぬいぐるみを持っていたい気持ちを受け入れる。
D 今すぐにKちゃんからぬいぐるみを離すのではなく、ぬいぐるみがなくても楽しく遊んで過ごせるように努めていく。
E 園のルールとしておうちの物は持ってきてはいけないことを、Kちゃんがわかるまで繰り返し言葉で伝える。
ABCDE | |
1 | 〇〇××〇 |
2 | 〇〇××× |
3 | 〇×〇×〇 |
4 | ×〇×〇〇 |
5 | ××〇〇× |
正解 5
A × 不適切です。Kちゃんから無理にぬいぐるみを取り上げてしまうことは、Kちゃんを不安に感じさせてしまうため、適切な対応とは言えません。
B × 不適切です。母親はKちゃんに言い聞かせているものの、Kちゃんが受け入れないという状況でもあり、再度お願いすることが母親の負担にもなりかねません。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
E × 不適切です。決まりを守らせるために繰り返し言葉で伝えて理解させることは、1歳児クラスのKちゃんにはまだ難しいです。
【事例】
1歳児クラスの担当保育士が、最近の子どもたちの食事の様子について話をしている。その中で、特にH児について担当のX保育士(以下X)が悩みを語り、Z保育士(以下Z)が一緒に考えている。
X:Hちゃんの野菜嫌いは相当です。先日も、野菜を食べるのを嫌がって大泣きしました。その時は椅子からどうしても降りるといって食事を一時中断したほどです。食事中に室内を歩き回って、テーブルに戻ってきてまた一口食べる、というような状況もあります。食事だけでなく自分が嫌なことに対しては激しく怒ったり泣いたりします。
Z:たしか、ご両親は外国籍の方だったわね。家ではどんな食事をしているのかしら。お迎えの時にでも様子を聞いてみたらどうかしら。
X:はい。この間食事についてお話ししたところ、家ではスープや茹で卵を食べることが多いようです。スープはレトルトのようで、歯ごたえのあるものはほとんど食べさせていないようでした。「野菜はどうですか?」と聞いてみたら「スープの中に入っているから大丈夫」と言っていました。少しずついろいろなものを食べさせるようにと伝えてはいるのですが、なかなかうまくいきません。
Z:それぞれの国の子育て文化も違うから、よく聞いてみて、これからどう関わったらよいか考えていきましょう。
【設問】
H児やその保護者への保育所の対応として、「保育所保育指針」第1章「総則」の1「保育所保育に関する基本原則」(3)「保育の方法」、第2章「保育の内容」4「保育の実施に関して留意すべき事項」、第3章「健康及び安全」の2「食育の推進」に照らし、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A H児の保護者は、1歳児にふさわしい食事について理解できていない。そこで、このままでは栄養や味覚が偏り食事のマナーも身につかないことを理解してもらう必要があるため、家庭での食事のとり方や内容について、繰り返し粘り強く説得する。
B H児は日本語の理解が十分でないために、保育所生活に対して不安があるのかもしれない。そこで食事についてだけでなく、生活全体をもう一度見直し、H児が安心した生活を送れるようにすることから始める。
C 現状ではH児の食事に時間がかかることを前提として、食事の開始時間を考え、担当保育士が余裕をもって食事に関われるように保育士同士が協力し合って柔軟な体制を整える。
D H児の食事の内容やマナーについて、日本での考え方を一方的に押し付けないためにも、両親の母国ではどのようなことが一般に行われ考えられているのか、ゆっくり時間をとって話を聞く。
ABCD | |
1 | 〇〇×× |
2 | 〇×〇× |
3 | ×〇〇〇 |
4 | ×〇×〇 |
5 | ××〇〇 |
正解 3
A × 不適切です。外国籍であるH児の保護者に対して食事のとり方や内容について繰り返し説得することは、国籍による生活習慣の違いを理解した対応とは言いがたいです。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
A B C D E | |
1 | オ ア イ ウ コ |
2 | オ ク ケ カ コ |
3 | キ ア イ カ エ |
4 | キ ア ケ ウ エ |
5 | キ ク イ ウ エ |
正解 4
・一人一人の子どもが、健康で( A キ 安全 ) に過ごせるようにする。
・一人一人の子どもの( B ア 健康増進 )が、積極的に図られるようにする。
・一人一人の子どもが、( C ケ 安定感 )をもって過ごせるようにする。
・一人一人の子どもが、周囲から( D ウ 主体 )として受け止められ、( D ウ 主体 )として育ち、自分を( E エ 肯定 )する気持ちが育まれていくようにする。
「保育所保育指針」第1章「総則」2「養護に関する基本的事項」(2)「養護に関わるねらい及び内容」参照。
1 | A 質の向上B 保育の内容C 公表D 地域の実情E 共通理解 |
---|---|
2 | A 質の向上B 保育の実践C 公表D 地域の実情E 協働性 |
3 | A 内容の改善B 保育の実践C 報告D 地域の実情E 協働性 |
4 | A 内容の改善B 保育の内容C 報告D 保護者の意見E 共通理解 |
5 | A 内容の改善B 保育の内容C 公表D 保護者の意見E 協働性 |
正解 1
・ 保育所は、保育の( A 質の向上 )を図るため、保育の計画の展開や保育士等の自己評価を踏まえ、当該保育所の( B 保育の内容 )等について、自ら評価を行い、その結果を( C 公表 )するよう努めなければならない。
・ 保育所が自己評価を行うに当たっては、( D 地域の実情 )や保育所の実態に即して、適切に評価の観点や項目等を設定し、全職員による( E 共通理解 )をもって取り組むよう留意すること。
「保育所保育指針」第1章「総則」3「保育の計画及び評価」(4)「保育内容等の評価」参照。
ABCDE | |
1 | 〇〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇〇 |
3 | 〇×〇×〇 |
4 | ×〇〇〇× |
5 | ××××〇 |
正解 3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。身体的発達に関する視点、社会的発達に関する視点、精神的発達に関する視点の三つの視点です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。1歳以上3歳未満児と3歳以上の「ねらい」「内容」は異なります。
E 〇 適切です。
「保育所保育指針」第2章「保育の内容」参照。
子どもが、( A )の中で周囲の環境と関わり、次第に周囲の世界に好奇心を抱き、その意味や操作の仕方に関心をもち、( B )の法則性に気付き、自分なりに考えることができるようになる( C )を大切にすること。また、他の子どもの( D )などに触れて新しい( D )を生み出す喜びや楽しさを味わい、自分の( D )をよりよいものにしようとする気持ちが育つようにすること。
1 | A 生活B 自然C 活動D 表現 |
---|---|
2 | A 遊びB 自然C 活動D 考え |
3 | A 生活B 自然C 過程D 表現 |
4 | A 遊びB 物事C 過程D 表現 |
5 | A 遊びB 物事C 過程D 考え |
正解 5
子どもが、( A 遊び )の中で周囲の環境と関わり、次第に周囲の世界に好奇心を抱き、その意味や操作の仕方に関心をもち、( B 物事 )の法則性に気付き、自分なりに考えることができるようになる( C 過程 )を大切にすること。また、他の子どもの( D 考え )などに触れて新しい( D 考え )を生み出す喜びや楽しさを味わい、自分の( D 考え )をよりよいものにしようとする気持ちが育つようにすること。
「保育所保育指針」第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」参照。
abcd | |
1 | 〇〇×〇 |
2 | 〇×〇× |
3 | ×〇〇〇 |
4 | ×〇×× |
5 | ××〇× |
正解 3
a × 誤りです。「育ってほしい姿」ではなく、「ふさわしい生活」です。
b 〇 記述の通りです。
c 〇 記述の通りです。
d 〇 記述の通りです。
「保育所保育指針」第2章「保育の内容」4「保育の実施に関して留意すべき事項」(2)「小学校との連携」参照。
1 | A 入所時B 応答的C 生活D 国籍や文化E 性格 |
---|---|
2 | A 移行期B 個別的C 環境D 伝統や習慣E 性格 |
3 | A 入所時B 応答的C 環境D 国籍や文化E 性差 |
4 | A 入所時B 個別的C 生活D 国籍や文化E 性差 |
5 | A 移行期B 応答的C 環境D 伝統や習慣E 性格 |
正解 4
・ 子どもの( A 入所時 )の保育に当たっては、できるだけ( B 個別的 )に対応し、子どもが安定感を得て、次第に保育所の( C 生活 )になじんでいくようにするとともに、既に入所している子どもに不安や動揺を与えないようにすること。
・ 子どもの( D 国籍や文化 )の違いを認め、互いに尊重する心を育てるようにすること。
・ 子どもの( E 性差 )や個人差にも留意しつつ、性別などによる固定的な意識を植え付けることがないようにすること。
「保育所保育指針」第2章「保育の内容」4「保育の実施に関して留意すべき事項」参照。
保育所においては、保育の内容等に関する( A )等を通じて把握した、保育の質の向上に向けた課題に( B )対応するため、( C )の改善や保育士等の役割分担の見直し等に取り組むとともに、それぞれの( D )や職務内容等に応じて、各職員が必要な知識及び( E )を身につけられるよう努めなければならない。
1 | A 自己評価B 柔軟にC 保育内容D 能力E 技能 |
---|---|
2 | A 研修B 組織的にC 保育内容D 職位E 技能 |
3 | A 自己評価B 組織的にC 保育内容D 職位E 技術 |
4 | A 研修B 柔軟にC 保育内容D 能力E 技術 |
5 | A 自己評価B 組織的にC 保育内容D 職位E 技能 |
正解 5
保育所においては、保育の内容等に関する( A 自己評価 )等を通じて把握した、保育の質の向上に向けた課題に( B 組織的に )対応するため、( C 保育内容 )の改善や保育士等の役割分担の見直し等に取り組むとともに、それぞれの( D 職位 )や職務内容等に応じて、各職員が必要な知識及び( E 技能 )を身につけられるよう努めなければならない。
「保育所保育指針」第5章「職員の資質向上」参照。
【事例】
4月に入所してきた5歳児クラスのY児は、製作遊びや絵を描くことに戸惑いや自信のなさがみられる。Y児は入所当初から着替えなどが自分一人でできないので、保護者には生活習慣面の自立が課題であることを話していた。しかし、母親は「Yちゃん、こう言うのよ」「Yちゃん、次はこうするのよ」などY児の判断と行動を先回りする傾向があった。Y児は母親と離れた保育所の生活で、保育士や友だちの援助のもとに少しずつ自分で自分のことができるようになり、課題活動に取り組もうとする意欲も出てきた。
ある朝、空き箱製作のためにY児は家から空き箱をたくさん持ってきた。担当保育士は感謝し、Y児に大・中・小の大きさ別にして段ボール箱に入れるように伝えた。Y児は分類を始めたが、大きい箱か小さい箱か自分で決められず何度も保育士に聞きにくる。段ボール箱が一杯になりあふれそうになると、Y児はどうしてよいかわからず戸惑っていた。その様子を見ていた母親は、急いで保育室に入ってY児の代わりに自分で分類作業をし始めた。
【設問】
「保育所保育指針」第1章「総則」の1「保育所保育に関する基本原則」、第4章「子育て支援」に照らし、保育士の対応として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一 つ選びなさい。
A 入所するまで家庭でどのような生活を送ってきたのか、なぜ母親が先回りをするような接し方をするのかを理解しながら、子どもが自分で自分のことをしようとすることの大切さなど、保育所が 育てようとしている内容について母親に伝える。
B 母親に「もう5歳なのだから、手伝ってはいけません。手伝っているといつまでも自立できません」と厳しく伝え、すぐに保育室から出るように促す。
C Y児に対して「もう5歳なのだから、手伝ってもらってはいけない」ことを知らせ、Y児自身が母親に対して「手伝わないでほしい」と言わなければならないと伝える。
D 箱を自ら分類しようとする母親にさりげなく話しかけてその場から離し、Y児が戸惑いながらも自分で分類しようとする姿に目を向け、一緒にそのことを待ち、喜びあうようにする。
E 保育士も母親の分類作業に参加しながら、Y児を誘い、Y児が自分で分類し始める姿に母親が気付くようにしていく。
ABCDE | |
1 | 〇〇〇×× |
2 | 〇×〇×〇 |
3 | 〇××〇〇 |
4 | ×〇〇×× |
5 | ×××〇〇 |
正解 3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。母親に厳しく伝えて保育室から追い出す対応は「保育所保育指針」第4章「子育て支援」1「保育所における子育て支援に関する基本的事項」(1)「保育所の特性を生かした子育て支援」アの「保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者の自己決定を尊重すること。」に反しており、適切ではありません。
C × 不適切です。Y児に対して、もう5歳なのだから母親に手伝ってもらうという行為がいけないことを伝えてY児自身に母親へ伝えさせることは、「保育所保育指針」第4章「子育て支援」2「保育所を利用している保護者の対する子育て支援」(1)「保護者との相互理解」アの「保育所保育の意図の説明などを通じて、保護者との相互理解を図るよう努めること。」に反しており、適切ではありません。
D 〇 適切です。
E 〇 適切です。
1 | A→C→D→B |
---|---|
2 | A→D→C→B |
3 | B→D→A→C |
4 | D→A→B→C |
5 | D→C→A→B |
正解 2
A 1924年 児童の権利に関するジュネーブ宣言
B 1989年 児童の権利に関する条約
C 1959年 児童権利宣言
D 1948年 世界人権宣言
1 | 認定こども園の数は年々増加しており、平成29年4月の認定こども園の数は、平成23年4月の数の6倍以上に増加している。 |
---|---|
2 | 認定こども園の数が前年と比較して最も増加したのは、平成28年4月である。 |
3 | 認定こども園の数は、公立よりも私立が多く、平成29年4月では、私立が公立の5倍近くになっている。 |
4 | 認定こども園の類型別の数では、幼保連携型が最も多く、幼稚園型、保育所型、地方裁量型と続く。 |
5 | 認定こども園の類型別の数では、幼保連携型が毎年の増加数が最も著しい。 |
正解 2
1 〇 適切です。
2 × 不適切です。認定こども園数が前年と比較して最も増加したのは、平成27年です。
3 〇 適切です。
4 〇 適切です。
5 〇 適切です。