平成30年度 保育試験 過去問題
・ 子ども自らが環境に関わり、( A )的に活動し、様々な経験を積んでいくことができるよう配慮すること。
・ 子どもの活動が豊かに展開されるよう、保育所の設備や環境を整え、保育所の( B )的環境や安全の確保などに努めること。
・ 保育室は、温かな親しみとくつろぎの場となるとともに、( C )活動できる場となるように配慮すること。
・ 子どもが( D )と関わる力を育てていくため、子ども自らが( E )の子どもや大人と関わっていくことができる環境を整えること。
A B C D E | |
1 | ウ イ ク ケ カ |
2 | ウ キ オ ア カ |
3 | エ イ オ ケ コ |
4 | エ キ オ ア カ |
5 | エ キ ク ア コ |
正解 4
・ 子ども自らが環境に関わり、( A エ 自発 )的に活動し、様々は経験を積んでいくことができるよう配慮すること。
・ 子どもの活動が豊かに展開されるよう、保育所の設備や環境を整え、保育所の( B キ 保健 )的環境や安全の確保などに努めること。
・ 保育室は、温かな親しみとくつろぎの場となるとともに、( C オ 生き生きと )活動できる場となるように配慮すること。
・ 子どもが( D ア 人 )と関わる力を育てていくため、子ども自らが( E カ 周囲 )の子どもや大人と関わっていくことができる環境を整えること。
「保育所保育指針」第1章「総則」の(4)「保育の環境」参照。
ABCDE | |
1 | 〇〇〇×× |
2 | 〇〇×〇〇 |
3 | 〇××〇〇 |
4 | ×〇×〇× |
5 | ××〇×〇 |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。保育所保育指針は1965(昭和40)年8月に策定されて以降、4回の改訂が行われました。かつての保育所保育指針では8区分で表示されていましたが、現行では明記されていません。かわりに、年齢区分が「乳児保育」「1歳以上3歳未満児の保育」「3歳以上児の保育」の3つに区分され、それぞれについての保育の狙いと内容の記載が充実しています。
D 〇 適切です。
「保育所保育指針」第1章~第4章参照。
・ 保育所は、(中略)保育の目標を達成するために、各保育所の保育の方針や目標に基づき、子どもの発達過程を踏まえて、保育の内容が組織的・計画的に構成され、保育所の( A )を通して、( B )に展開されるよう、( C )を作成しなければならない。
・ ( C )は、保育所保育の全体像を包括的に示すものとし、これに基づく( D )、保健計画、食育計画等を通じて、各保育所が( E )して保育できるよう、作成されなければならない。
1 | A 生活の全体B 総合的C 全体的な計画D 指導計画E 創意工夫 |
---|---|
2 | A 教育活動B 緻密C 全体的な計画D 人的配置E 安心 |
3 | A 教育活動B 緻密C 全体的な計画D 指導計画E 安心 |
4 | A 生活の全体B 総合的C 保育課程D 人的配置E 創意工夫 |
5 | A 生活の全体B 総合的C 保育課程D 指導計画E 創意工夫 |
正解 1
・ 保育所は、(中略)保育の目標を達成するために、各保育所の保育の方針や目標に基づき、子どもの発達過程を踏まえて、保育の内容が組織的・計画的に構成され、保育所の( A 生活の全体 )を通して、( B 総合的 )に展開されるよう、( C 全体的な計画 )を作成しなければならない。
・ ( C 全体的な計画 )は、保育所保育の全体像を包括的に示すものとし、これに基づく( D 指導計画 )、保健計画、食育計画等を通じて、各保育所が( E 創意工夫 )して保育できるよう、作成されなければならない。
「保育所保育指針」第1章「総則」の3(1)「全体的な計画の作成」参照。
【Ⅰ群】
A ・保育所の生活の仕方を知り、自分たちで生活の場を整えながら見通しをもって行動する。
・友達のよさに気付き、一緒に活動する楽しさを味わう。
B ・一人一人の生活のリズムに応じて、安心して十分に午睡をする。
・生活や遊びの中で、身近な人の存在に気付き、親しみの気持ちを表す。
C ・身の回りを清潔に保つ心地よさを感じ、その習慣が少しずつ身に付く。
・保育者に助けられながら、他の子どもとの関わり方を少しずつ身に付ける。
【Ⅱ群】
ア 乳児保育に関わるねらい及び内容
イ 1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容
ウ 3歳以上児の保育に関するねらい及び内容
A B C | |
1 | ア イ ウ |
2 | ア ウ イ |
3 | イ ウ ア |
4 | ウ ア イ |
5 | ウ イ ア |
正解 4
A ウ
B ア
C イ
ABCDE | |
1 | 〇〇〇×〇 |
2 | 〇×〇〇× |
3 | 〇×××〇 |
4 | ×〇〇〇× |
5 | ×〇×〇〇 |
正解 5
A × 不適切です。「6か月未満児」ではなく、「1歳3か月未満児」が設けられました。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。「子育て支援」に関する章が設けられたのは、1990(平成2)年の改訂ではなく、1999(平成11)年の改訂です。
D 〇 適切です。
E 〇 適切です。
【事例】
4歳児クラスでは友達との遊びが楽しくなり、あちらこちらで「○○ちゃん、遊ぼう」と誘い合う声が聞かれる。その中で、L君は「ぼくだけ遊んでくれない」と担当保育士に言う。担当保育士がL君の話を聴くと、何度も頼んだけれどもMちゃんとNちゃんの仲間に入れなかったようである。Mちゃんにも話を聴くと、「Nちゃんと遊ぶ約束をしたから、L君とは遊べない」と担当保育士に強い口調で言う。担当保育士は、しばらくL君のやりたい遊びにつき合った。
その後、担当保育士はL君やMちゃんへの自分の対応を振り返った。
【設問】
「保育所保育指針」(厚生労働省告示第117号平成29年3月31日)に照らし、この場面でのL君やMちゃんへの担当保育士の対応に関する振り返りとして適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A みんなで遊ぶことが大切だから、MちゃんがL君を入れてあげるまで、Mちゃんに働きかけるべきだったのではないか。
B しばらくL君のやりたい遊びにつき合ったことは、L君の仲間に入れてもらえなかった気持ちを受け止めることにつながったのではないか。
C L君やMちゃんへの対応について、主任保育士や同僚の保育士に相談して意見を聴いてみてはどうか。
D L君とMちゃんの話を個別に聴き取るだけではなく、お互いの気持ちに気付けるよう仲立ちしていくことも必要なのではないか。
E 今後は、違った友達との関わりや遊ぶ友達が広がる機会になるよう、活動内容や取り組むメンバーを工夫し配慮することが必要なのではないか。
ABCDE | |
1 | 〇〇〇×〇 |
2 | 〇×〇〇× |
3 | 〇×××〇 |
4 | ×〇〇〇〇 |
5 | ×〇×〇× |
正解 4
A × 不適切です。Mちゃんの気持ちを尊重することも大切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
E 〇 適切です。
A B C D | |
1 | エ ア ウ オ |
2 | エ ウ オ イ |
3 | オ ア イ ウ |
4 | オ イ エ ア |
5 | オ ウ エ イ |
正解 5
A オ 松野クララ
B ウ 赤沢鐘美
C エ 野口幽香
D イ 石井十次
アの倉橋惣三は日本のフレーベルと呼ばれており、保育原理の重要人物です。児童中心主義の教育を広め、「誘導保育」を指導しました。子どもの自然な生活を尊重し、「生活を生活で生活へ」と主張しました。著書に『幼稚園保育法真諦』『育ての心』『子供賛歌』『幼稚園雑草』などがあります。
保育所保育において育まれた( A )を踏まえ、小学校教育が円滑に行われるよう、小学校教師との意見交換や合同の( B )の機会などを設け、(中略)「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」を( C )するなど連携を図り、保育所保育と小学校教育との円滑な( D )を図るよう努めること。
A B C D | |
1 | ア エ カ ク |
2 | ア オ カ キ |
3 | イ エ ウ キ |
4 | イ オ ウ ク |
5 | イ オ カ ク |
正解 2
保育所保育において育まれた( A ア 資質・能力 )を踏まえ、小学校教育が円滑に行われるよう、小学校教師との意見交換や合同の( B オ 研究 )の機会などを設け、(中略)「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」を( C カ 共有 )するなど連携を図り、保育所保育と小学校教育との円滑な( D キ 接続 )を図るよう努めること。
「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の4(2)「小学校との連携」参照。
大正時代は、子どもの個性や自発性を尊重する考え方が広まった時代である。たとえば、( A )の律動遊戯や( B )の自由画運動などが幼児の表現活動に新風を吹き込んだ。芸術家たちによる児童文化の創造も活発な展開をみせた。童話と童謡の月刊雑誌『赤い鳥』が( C )によって創刊され、『おとぎの世界』、『コドモノクニ』などがこれに続いた。『赤い鳥』の創刊に参加した( D )は、『あめふり』、『からたちの花』などの童謡を作詞した。こうした活動は、保育の世界に豊かな文化財をもたらしただけでなく、純真無垢な子どもという子ども像を広範に広めることとなった。
1 | A 土川五郎B 竹久夢二C 鈴木三重吉D 北原白秋 |
---|---|
2 | A 東基吉B 竹久夢二C 西条八十D 山田耕筰 |
3 | A 東基吉B 山本鼎C 鈴木三重吉D 山田耕筰 |
4 | A 土川五郎B 山本鼎C 鈴木三重吉D 北原白秋 |
5 | A 土川五郎B 山本鼎C 西条八十D 山田耕筰 |
正解 4
大正時代は、子どもの個性や自発性を尊重する考え方が広まった時代である。たとえば、( A 土川五郎 )の律動遊戯や( B 山本鼎 )の自由画運動などが幼児の表現活動に新風を吹き込んだ。芸術家たちによる児童文化の創造も活発な展開をみせた。童話と童謡の月刊雑誌『赤い鳥』が( C 鈴木三重吉 )によって創刊され、『おとぎの世界』、『コドモノクニ』などがこれに続いた。『赤い鳥』の創刊に参加した( D 北原白秋 )は、『あめふり』、『からたちの花』などの童謡を作詞した。こうした活動は、保育の世界に豊かな文化財をもたらしただけでなく、純真無垢な子どもという子ども像を広範に広めることとなった。
ABCDE | |
1 | 〇〇〇×〇 |
2 | 〇×〇×× |
3 | 〇×××× |
4 | ×〇〇×〇 |
5 | ×××〇〇 |
正解 3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。避難訓練は、6か月に1回ではなく少なくとも毎月1回行わなければなりません。「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」第6条2参照。
C × 不適切です。保育所に配置が定められているのは、栄養士ではなく調理員です。「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」第33条参照。
D × 不適切です。保育士資格を持たない者は、保育士又はこれに紛らわしい名称を使用してはならない。と規定されています。「児童福祉法」第18条23参照。
E × 不適切です。屋外遊技場ではなく、便所です。「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」第32条1参照。
1 | Wさんは、子どもを一人の人間として尊重し、その生命を守り、情緒の安定を図りつつ、乳幼児期にふさわしい経験が積み重ねられていくよう丁寧に援助している。 |
---|---|
2 | Wさんは、子どもへの細やかで応答的な関わりのもと、子どもが安心感や信頼感の得られる生活の中で、身近な環境への興味や関心を高め、活動を広げていくように心がけている。 |
3 | Wさんは、子どもが安心して自分の思いや力を発揮できる環境を心がけ、子どもが遊びなど自発的な活動を通して、体験的に様々な学びを積み重ねていけるようにしている。 |
4 | Wさんは、保育所の生活の中では、子どもの年齢に応じて養護の時間と子どもの教育の時間をバランスよく配置し、子どもの一日の生活の中でそれぞれの内容が統合されるよう配慮している。 |
5 | Wさんは、子どもが自分との信頼関係を拠りどころとしながら、日々の生活の中で主体性や生きることへの意欲を育んでいることを自ら常に心に留めて子どもと関わっている。 |
正解 4
1 〇 適切です。
2 〇 適切です。
3 〇 適切です。
4 × 不適切です。保育所における活動は、養護と教育が一体となって行われています。
5 〇 適切です。
この時期においては、歩き始めから、歩く、走る、跳ぶなどへと、基本的な運動機能が次第に発達し、排泄の自立のための身体的機能も整うようになる。つまむ、めくるなどの指先の機能も発達し、食事、衣類の着脱なども、保育士等の援助の下で自分で行うようになる。発声も明瞭になり、語彙も増加し、自分の意思や欲求を言葉で表出できるようになる。
【設問】
「基本的事項」に照らし、この時期の保育のねらいとして適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 健康、安全な生活に必要な習慣に気付き、自分でしてみようとする気持ちが育つ。
B 言葉遊びや言葉で表現する楽しさを感じる。
C 自分の体を十分に動かし、様々な動きをしようとする。
D 見る、聞く、触るなどの経験を通して、感覚の動きを豊かにする。
E 保育所の生活を楽しみ、自分の力で行動することの充実感を味わう。
ABCDE | |
1 | 〇〇〇〇〇 |
2 | 〇〇〇〇× |
3 | ×〇××〇 |
4 | ××〇×〇 |
5 | ×××〇× |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
E × 不適切です。「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」イ 人間関係参照。
この時期においては、( A )の発達により、基本的な動作が一通りできるようになるとともに、基本的な生活習慣もほぼ自立できるようになる。理解する( B )が急激に増加し、( C )や関心も高まってくる。仲間と遊び、仲間の中の一人という自覚が生じ、集団的な遊びや( D )な活動も見られるようになる。これらの発達の特徴を踏まえて、この時期の保育においては、個の成長と( E )の充実が図られるようにしなければならない。
1 | A 運動機能B 語彙数C 知的興味D 協同的E 集団としての活動 |
---|---|
2 | A 認知機能B 語彙数C 知的興味D 個人的E 遊び |
3 | A 運動機能B 語彙数C 仲間遊びD 協同的E 集団としての活動 |
4 | A 認知機能B 能力C 仲間遊びD 個人的E 集団としての活動 |
5 | A 運動機能B 能力C 仲間遊びD 協同的E 遊び |
正解 1
この時期においては、( A 運動機能 )の発達により、基本的な動作が一通りできるようになるとともに、基本的な生活習慣もほぼ自立できるようになる。理解する( B 語彙数 )が急激に増加し、( C 知的興味 )や関心も高まってくる。仲間と遊び、仲間の中の一人という自覚が生じ、集団的な遊びや( D 協同的 )な活動も見られるようになる。これらの発達の特徴を踏まえて、この時期の保育においては、個の成長と( E 集団としての活動 )の充実が図られるようにしなければならない。
「保育所保育指針」第2章の3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」(1)「基本的事項」参照。
・ 子どもの心身の発達及び( A )の実態などの( B )を踏まえるとともに、一人一人の子どもの気持ちを受け止め、援助すること。
・ 子どもの健康は、( C )な育ちとともに、( D )、豊かな感性の育ちとがあいまってもたらされることに留意すること。
・ 子どもが自ら周囲に働きかけ、( E )しつつ自分の力で行う活動を見守りながら、適切に援助すること。
1 | A 遊びB 経験の違いC 生理的・身体的D 自発性や共同性E 自己充実 |
---|---|
2 | A 活動B 個人差C 主体的・意欲的D 自発性や社会性E 試行錯誤 |
3 | A 遊びB 個人差C 生理的・身体的D 自発性や共同性E 自己充実 |
4 | A 活動B 経験の違いC 主体的・意欲的D 自発性や共同性E 試行錯誤 |
5 | A 活動B 個人差C 生理的・身体的D 自発性や社会性E 試行錯誤 |
正解 5
・ 子どもの心身の発達及び( A 活動 )の実態などの( B 個人差 )を踏まえるとともに、一人一人の子どもの気持ちを受け止め、援助すること。
・ 子どもの健康は、( C 生理的・身体的 )な育ちとともに、( D 自主性や社会性 )、豊かな感性の育ちとがあいまってもたらされることに留意すること。
・ 子どもが自ら周囲に働きかけ、( E 試行錯誤 )しつつ自分の力で行う活動を見守りながら、適切に援助すること。
「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の4「保育の実施に関して留意すべき事項」参照。
【事例】
J君は2歳児クラスに進級し、3歳になったばかりである。担当保育士の交替や新しい友達が加わるなどの環境の変化があったが、朝の登園でも落ち着いて母親と保育室に入ってくる。保育室や園庭でも好きな遊びを見つけて遊んでいる。そして、最近は排泄についても意欲的な姿が見られている。少し前まではトイレに誘ってみても「Jちゃん、すわらないの!」とトイレに近づこうとしなかったが、最近はトイレに座り、トイレでうまく排泄できることが増えてきた。うまくできたときに、担当 保育士が認めると、J君も満足そうな表情を見せる。
J君は保育所でも家庭でも紙おむつを使っている。J君の母親から、家庭でトイレット・トレーニングを進めるために何かに取り組んでいるといった話はこれまでのところ特にない。担当保育士は、この機会にJ君の紙おむつを布のパンツに切り替えていきたいと思い、母親と話をすることにした。
【設問】
担当保育士のJ君の母親への話の内容として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A J君の保育所での排泄に変化が出てきたことを伝え、家庭でもトイレに誘うなど働きかけてみてはどうかと伝える。
B 保育所では紙おむつをはずし、布のパンツを使っていきたいことを伝える。
C J君のトイレット・トレーニングを、まずは家庭から進めてくださいと伝える。
D クラスの他児の多くが布のパンツに切り替えていることを伝え、家庭で積極的に取り組むように伝える。
E 布のパンツに替えて失敗すると濡れて着替えが必要になるので、しばらくはズボンなどの着替えを多めに用意するようにお願いする。
ABCDE | |
1 | 〇〇〇〇× |
2 | 〇〇××〇 |
3 | 〇××〇× |
4 | ×〇〇×〇 |
5 | ××〇×〇 |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。家庭と連携しながら一緒に進めていきます。
D × 不適切です。他児と比較することは不適切です。
E 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇 |
3 | 〇×〇〇 |
4 | ×〇×〇 |
5 | ××〇× |
正解 3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。設問は、コメニウスではなくペスタロッチについての記述です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
【事例】
5歳児クラスでは、誕生日を迎えた子どもの保護者も一緒に誕生会に参加する。誕生日を迎えた子どもは自分の保護者が保育所に来てくれるその日をとても楽しみに待っている。また、クラス全体の前に出て自分が好きなものや将来の夢などを話し、友達が聞いてくれるのを楽しみにしている。K児は知的な遅れを伴う重度のダウン症で、4歳になってようやく座ることができるようになった。まだ自分で立って歩いたり会話したりすることは難しい。みんなの前で話すことが困難なK児の誕生会の日がやってきた。
【設問】
「保育所保育指針」(厚生労働省告示第117号平成29年3月31日)第1章「総則」に照らし、K児やクラスの子どもたちへの担当保育士の対応として不適切な記述を一つ選びなさい。
1 | 担当保育士は、K児の保育所での普段の様子や、好きなものや遊びについて話した。 |
---|---|
2 | 担当保育士は、事前に母親からK児の家庭での様子や最近の変化などについて聴き取っておき、K児の代わりに話した。 |
3 | みんなの前で話すことがK児には困難なので、そのような場面はあえて作らず、さりげなく次のプログラムに移って誕生会を終えた。 |
4 | 担当保育士は、K児を後ろから抱きかかえる母親と一緒に立ち、K児の気持ちを母親が代弁してクラスのみんなに伝えた。 |
5 | 担当保育士がK児を膝の上に抱きかかえると、クラスの友達が次々とK児について知っていることを話し出し、担当保育士はそれを見守った。 |
正解 3
1 〇 適切です。
2 〇 適切です。
3 × 不適切です。みんなの前に出て話すことが困難であれば、違う方法を考えることが大切です
4 〇 適切です。
5 〇 適切です。
ABCDE | |
1 | 〇〇〇×〇 |
2 | 〇〇×〇〇 |
3 | ×〇〇〇〇 |
4 | ××〇×× |
5 | ×××〇× |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。少なくとも6か月に1回ではなく、定期的に避難訓練を実施すると記載されています。
D 〇 適切です。
E 〇 適切です。
「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の4「災害への備え」参照。
子どもの最善の利益を考慮し、( A )に配慮した保育を行うためには、職員一人一人の( B )、人間性並びに保育所職員としての職務及び責任の理解と自覚が基盤となる。
各職員は、( C )に基づく課題等を踏まえ、保育所内外の( D )等を通じて、保育士・看護師・調理員・栄養士等、それぞれの職務内容に応じた専門性を高めるため、必要な知識及び( E )の修得、維持及び向上に努めなければならない。
1 | A 人権B 倫理観C 自己評価D 研修E 技能 |
---|---|
2 | A 環境B 責任感C 省察D 研究E 技能 |
3 | A 人権B 責任感C 自己評価D 研究E 技術 |
4 | A 人権B 倫理観C 自己評価D 研修E 技術 |
5 | A 環境B 倫理観C 省察D 研修E 技能 |
正解 4
子どもの最善の利益を考慮し、( A 人権 )に配慮した保育を行うためには、職員一人一人の( B 倫理観 )、人間性並びに保育所職員としての職務及び責任の理解と自覚が基盤となる。
各職員は、( C 自己評価 )に基づく課題等を踏まえ、保育所内外の( D 研修 )等を通じて、保育士・看護師・調理員・栄養士等、それぞれの職務内容に応じが専門性を高めるため、必要な知識及び( E 技術 )の修得、維持及び向上に努めなければならない。
「保育所保育指針」第5章「職員の資質向上」の(1)「保育所職員に求められる専門性」参照。
・ わが国にとって、保育の受け皿を増やし、待機児童を解消することは重要政策となっている。平成25年4月から ( a )「待機児童解消加速化プラン」 に基づいて取組を進めた結果、保育の受け皿は、平成25〜27年度の3年間で約31万人分増えた。
・ 保育を必要とする子どもの人数も増えたことにより、待機児童数は2万人を超える水準で推移しているが、その約7割を占めているのは ( b )3歳以上児である。
・ 平成28年度から始められた ( c )企業主導型保育事業は、仕事と子育てとの両立を支援することを目的とした事業として、待機児童解消策の一つに位置づけられている。
・ 厚生労働省は、平成29年6月に ( d )「子育て安心プラン」 を発表し、さまざまな施策を通じてさらに全国の待機児童解消に取り組むとしている。
abcd | |
1 | 〇×〇〇 |
2 | 〇×〇× |
3 | 〇××× |
4 | ×〇〇〇 |
5 | ×〇×× |
正解 1
a 〇 記述の通りです。
b × 誤りです。待機児童が深刻なのは、3歳児ではなく、1・2歳児です。
c 〇 記述の通りです。
d 〇 記述の通りです。