平成30年度 保育試験 過去問題
ABCDE | |
1 | 〇〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇× |
3 | 〇×〇×〇 |
4 | ×〇〇×× |
5 | ×××〇〇 |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。固食とは、固定化された食事のことを言います。
D 〇 適切です。
E × 不適切です。子食とは、子どもだけで食事をすることを言います。
A B C | |
1 | ア イ ウ |
2 | ア ウ イ |
3 | イ ア ウ |
4 | イ ウ ア |
5 | ウ ア イ |
正解 3
A イ カルシウムは、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、骨ごと食べられる小魚、豆腐や納豆などの大豆製品、野菜類や海藻などに含まれています。
B ア 鉄は、レバー、赤身の肉、貝、魚、大豆、野菜、海藻などに含まれています。
C ウ ナトリウムの主な摂取源は食塩です。
・ たんぱく質は、脂質や糖質と異なり、炭素、酸素、水素のほか、( A )を一定量含むことを特徴としている。
・ たんぱく質を構成するアミノ酸のうち、食事から摂取しなければならないアミノ酸を( B )という。
・ 摂取した食品中のたんぱく質は、( C )で最初の消化作用を受ける。
・ たんぱく質は1gあたり、約( D )kcalのエネルギーを生じる。
1 | A 窒素B 必須アミノ酸C 小腸D 4 |
---|---|
2 | A 窒素B 必須アミノ酸C 胃D 4 |
3 | A 塩素B 非必須アミノ酸C 小腸D 4 |
4 | A 窒素B 非必須アミノ酸C 胃D 9 |
5 | A 塩素B 非必須アミノ酸C 胃D 9 |
正解 2
・ たんぱく質は、脂質や糖質と異なり、炭素、酸素、水素のほか、( A 窒素 )を一定量含むことを特徴としている。
・ たんぱく質を構成するアミノ酸のうち、食事から接種しなければならないアミノ酸を( B 必須アミノ酸 )という。
・ 摂取した食品中のたんぱく質は、( C 胃 )で最初の消化作用を受ける。
・ たんぱく質は1gあたり約( D 4 )kcalのエネルギーを生じる。
1 | 飽和脂肪酸は、バター、牛脂、豚脂などの動物性食品の油脂に多く含まれる。 |
---|---|
2 | 不飽和脂肪酸は、細胞膜の構成成分となる。 |
3 | コレステロールは、性ホルモンやステロイドホルモンの材料になる。 |
4 | トランス脂肪酸は、マーガリン、ショートニング等に含まれている。 |
5 | 食品に含まれる脂質の大部分は複合脂質である。 |
正解 5
1 〇 適切です。
2 〇 適切です。
3 〇 適切です。
4 〇 適切です。
5 × 不適切です。食品に含まれる脂質の大部分は、複合脂質ではなく、単純脂質(中性脂肪)です。
1 | 平成27(2015)年度から平成31(2019)年度の5年間に使用するものである。 |
---|---|
2 | 「健康増進法」に基づき、国民の健康の保持・増進、生活習慣病の予防のために参照するエネルギー及び栄養素の摂取量の基準を示すものである。 |
3 | 健康な個人並びに健康な人を中心とした集団を対象とし、高血圧、脂質異常、高血糖、腎機能低下に関して保健指導レベルにある者までを含む。 |
4 | 年齢区分は1〜19歳を小児、20歳以上を成人とする。 |
5 | エネルギー収支バランスの維持を示す指標として、体格(BMI:body mass index)が採用されている。 |
正解 4
1 〇 適切です。
2 〇 適切です。
3 〇 適切です。
4 × 不適切です。食事摂取基準の年齢区分は、1~17歳を小児、18歳以上を成人としています。
5 〇 適切です。
※「日本人の食事摂取基準」は2020年版が最新です。 2020年版の使用期間は、令和2(2020)年度から令和6(2024)年度の5年間です。
ABCDE | |
1 | 〇〇〇×× |
2 | 〇〇×〇〇 |
3 | 〇×××× |
4 | ××〇〇〇 |
5 | ×××〇× |
正解 4
A × 不適切です。設問は、主食ではなく主菜についての記述です。
B × 不適切です。設問は、主菜ではなく主食についての記述です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
E 〇 適切です。
1 | 離乳の開始では、アレルギーの心配の少ないおかゆ(米)から始める。 |
---|---|
2 | 調味について、離乳の開始頃は調味料は必要ない。 |
3 | はちみつは、乳児ボツリヌス症予防のため、満1歳までは使わない。 |
4 | 卵は卵白(固ゆで)から始め、その後全卵を与える。 |
5 | 魚は白身魚から赤身魚、青皮魚へと進めていく。 |
問7 正解 4
1 〇 適切です。
2 〇 適切です。
3 〇 適切です。
4 × 不適切です。卵白(固ゆで)から始めるのではなく、卵黄(固ゆで)から始めます。
5 〇 適切です。
※「授乳・離乳の支援ガイド」は2019年3月版が最新です。
A B C D | |
1 | ア ウ エ イ |
2 | ウ ア エ イ |
3 | ウ イ エ ア |
4 | エ ア イ ウ |
5 | エ イ ウ ア |
正解 5
A エ 5、6か月頃(離乳食の開始)
B イ 7,8か月頃
C ウ 9~11か月頃
D ア 12~18か月頃
「授乳・離乳の支援ガイド」Ⅱ「離乳編」の「咀しゃく機能の発達の目安」参照。
※「授乳・離乳の支援ガイド」は2019年3月版が最新です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇×〇〇 |
3 | 〇××〇 |
4 | ×〇×〇 |
5 | ××〇× |
正解 3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。「むら食い」と回答した者は、2歳~3歳未満が最も多かったので、年齢が高くなるにつ れて増加するとはいえません。
C × 不適切です。5人に1人ではなく、約2人に1人です。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇 |
3 | 〇×〇〇 |
4 | ×〇〇× |
5 | ×××〇 |
正解 4
A × 不適切です。植物性たんぱく質だけでなく、動物性たんぱく質もバランスよく摂取することが大切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。間食の適量は、1~2歳児は1日の推定エネルギー量の10~15%、3~5歳児は10~20%が目安です。
1 | 食事の重要性、食事の喜び、楽しさを理解する。 |
---|---|
2 | 食事のマナーや食事を通じた人間関係形成能力を身に付ける。 |
3 | 正しい知識・情報に基づいて、食物の品質及び安全性等について自ら判断できる能力を身に付ける。 |
4 | 食物を大事にし、食物の生産等にかかわる人々へ感謝する心をもつ。 |
5 | おいしく、楽しく食べることで「生きる力」の基礎を培う。 |
正解 5
1 〇 適切です。
2 〇 適切です。
3 〇 適切です。
4 〇 適切です。
5 × 不適切です。「食に関する指導の手引き」は、学校における食育の理解を深め、教職員が連携して食に関する指導を行うための手引書です。この手引書にそのような記述はありません。
※食に関する指導の手引は第2次改訂版(平成31年3月)が公表されているので確認しておきましょう。
ABCD | |
1 | 〇〇×× |
2 | 〇×〇× |
3 | ×〇〇× |
4 | ×〇×〇 |
5 | ××〇〇 |
正解 3
A × 不適切です。20~29歳の女性は、成人男女の年齢層の中で最も低いです。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。20~29歳の女性は、成人女性の年齢層の中で最も低いです。
※「国民健康栄養調査」は令和元年版が最新です。
1 | 妊娠後期には神経管閉鎖障害発症リスク低減のために、鉄を十分摂取することが必要である。 |
---|---|
2 | 妊娠期における推奨体重増加量は、非妊娠時の体格区分別に示されている。 |
3 | 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、カルシウムの妊婦の付加量は、初期、中期、後期とも+200mgである。 |
4 | 妊娠初期にビタミンCを過剰摂取すると、胎児の奇形発生率が高くなる。 |
5 | イワシは食物連鎖によって水銀を多く含むので、妊娠中は食べる際に注意が必要である。 |
正解 2
1 × 不適切です。神経管閉鎖障害発症リスク低減のために摂取が推奨されるのは、鉄ではなく葉酸です。また、推奨される時期も後期ではなく、妊娠を計画している時点や妊娠の初期です。
2 〇 適切です。
3 × 不適切です。「食事摂取基準」におけるカルシウムの妊婦付加量は、妊娠初期、中期、後期ともに設定されていません。
※「日本人の食事摂取基準」は2020年版が最新です。
4 × 不適切です。妊娠初期に奇形発生率が高くならないよう過剰に摂取に注意が必要なのは、ビタミンCではなくビタミンAです。
5 × 不適切です。イワシは他の魚に食べられることが多い魚なので、食物連鎖による水銀の注意は特に必要ありません。キンメダイ、メカジキ、本マグロなどは、水銀を多く含むので気を付ける必要があります。
1 | 母乳は乳児に最適な成分組成で、代謝負担が少ない。 |
---|---|
2 | 感染症の発症及び重症度が低下する。 |
3 | HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)は、母乳を通じて感染する可能性がある。 |
4 | 人工栄養児に比べ、肥満となるリスクが高い。 |
5 | 出産後の母体の回復を促進する。 |
正解 4
1 〇 適切です。
2 〇 適切です。
3 〇 適切です。
4 × 不適切です。母乳育児の方が肥満となるリスクが低いです。
5 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇××〇 |
3 | ×〇〇〇 |
4 | ×〇〇× |
5 | ××〇× |
正解 5
A × 不適切です。標準調乳濃度は約30%ではなく、約13~14%です。
B × 不適切です。乳児は雑菌に弱いので、調乳に使用する用具は事前に消毒しておきます。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。フォローアップミルクは、離乳後期に不足しがちな鉄を添加していることが特徴です。
子どもたちに対する( A )は、心身の成長及び( B )に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって( C )を培い豊かな人間性をはぐくんでいく( D )となるものである。
1 | A 養護B 環境C 健全な心と身体D 実践 |
---|---|
2 | A 環境の整備B 人格の形成C 適切な判断力D 基礎 |
3 | A 食育B 人格の形成C 健全な心と身体D 基礎 |
4 | A 養護B 保育C 健全な心と身体D 食育 |
5 | A 食育B 保育C 適切な判断力D 実践 |
正解 3
子どもたちに対する( A 食育 )は、心身の成長及び( B 人格の形成 )に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって( C 健全な心と身体 )を培い豊かな人間性をはぐくんでいく( D 基礎 )となるものである。
「食育基本法」前文参照。
1 | 水分補給には、白湯(さゆ)、ほうじ茶、小児用電解質液などが適している。 |
---|---|
2 | 焼く、油脂を使って炒める、揚げるなどは、消化に良い調理法である。 |
3 | 吐き気、嘔吐がある場合は、それがおさまってから水分を少しずつ与える。 |
4 | 同じ材料でも、切り方によって消化を良くすることができる。 |
5 | 口内炎がある場合には、舌ざわりがなめらかで飲み込みやすいものがよい。 |
正解 2
1 〇 適切です。
2 × 不適切です。油脂を使った調理法は消化の負担が大きいので、調理法として油を多く使うものは避けます。
3 〇 適切です。
4 〇 適切です。
5 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇〇 |
2 | 〇×〇× |
3 | ×〇×〇 |
4 | ×〇×× |
5 | ××〇〇 |
正解 1
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
ビタミンCは、( A )ビタミンであり、食品では新鮮な果実や緑黄色野菜に多く含まれている。また、ビタミンCは皮膚や細胞の( B )の合成に必須である。欠乏すると( C )となる。
A B C | |
1 | ア ウ カ |
2 | ア ウ キ |
3 | ア オ キ |
4 | イ エ ク |
5 | イ オ ク |
正解 3
ビタミンCは( A ア 水溶性 )ビタミンであり、食品では新鮮な果実や緑黄色野菜に多く含まれている。また、ビタミンCは皮膚や細胞の( B オ コラーゲン )の合成に必須である。欠乏すると( C キ 壊血病 )となる。
子どもが自らの( A )や体験を通して、自然の恵みとしての食材や食の循環・環境への意識、調理する( B )が育つように、子どもと( C )等との関わりや、調理室など食に関わる( D )に配慮すること。
1 | A 感覚B 意欲C 保育士D 保育環境 |
---|---|
2 | A 生活B 人への感謝の気持ちC 栄養士D 衛生面 |
3 | A 生活B 人への感謝の気持ちC 調理員D 衛生面 |
4 | A 生活B 意欲C 栄養士D 食育 |
5 | A 感覚B 人への感謝の気持ちC 調理員D 保育環境 |
正解 5
子どもが自らの( A 感覚 )や体験を通して、自然の恵みとしての食材や食の循環・環境への意識、調理する( B 人への感謝の気持ち )が育つように、子どもと( C 調理員 )等との関わりや、調理室など食に関わる( D 保育環境 )に配慮すること。
「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の2「食育の推進」参照。