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令和元年 保育原理(後期) | 保育試験 過去問題 | 保育士試験の受験対策通信講座なら三幸保育カレッジ

令和1年度 保育試験 過去問題

「保育原理(後期)」

令和1年度 保育士試験問題(後期)

1

問1 次の文は、「保育所保育指針」に通底する保育の考え方に関する記述である。適切な記述を○、 不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • A 乳児期から、月齢・年齢の標準的な子どもの姿をもとに集団的な一斉保育を大切にする。
  • B 保育の環境として、保育士や子どもなどの人的環境よりも、施設や遊具などの物的環境がより重 要であると考える。
  • C 保育の方法として、子どもが自発的・意欲的に関われるような環境を構成して、子どもの主体的 な活動を大切にする。
  • D 子どもの状況や発達過程を踏まえ、保育所における環境を通して、養護及び教育を一体的に行う ことを特性としている。
1×
2××
3××
4××
5×××

正解 4
A × 不適切です。集団的な一斉保育ではなく、一人一人の発達過程に応じ保育を行い、個人差に十分配慮することが大切です。
    (「保育所保育指針」第1章「総則」1「保育所保育に関する基本原則」(3)保育の方法 ウ 参照)
B × 不適切です。保育の環境は、人的環境も物的環境も重要です。
(「保育所保育指針」第1章「総則」1「保育所保育に関する基本原則」(4)保育の環境 参照)
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。

2

 次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」の1「保育所保育に関する基本原則」の(1) 「保育所の役割」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組 み合わせを一つ選びなさい。

  • A 保育所は、保育を必要とする子どもの保育を通して、子どもの身体の発達を図ることを目標とし た児童自立支援施設である。
  • B 保育所は、入所する子どもの保護者に対する支援や地域の子育て家庭に対する支援を行う役割を 担っている。
  • C 保育所の保育士は、子どもの保育を行うとともに、子どもの保護者に対する保育に関する指導を 行う役割がある。
1
2×
3×
4××
5×××

正解 3
A × 不適切です。保育所は「児童自立支援施設」ではなく児童福祉施設の一つです。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。

3

次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」の3「保育の計画及び評価」の(1)「全体的な 計画の作成」 、(2)「指導計画の作成」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • A 保育所は、全体的な計画に基づき、長期的な指導計画と短期的な指導計画を作成しなければなら ない。
  • B 指導計画の作成にあたっては、一人一人の子どもの興味・欲求に即し主体性を尊重するため、3 歳以上児は個別的な計画を作成することが必要である。
  • C 3歳以上児の指導計画作成にあたっては、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を到達目標 として、就学前の時期にそれらが身に付くよう計画し、評価・改善することが必要である。
  • D 全体的な計画は施設長が単独で作成し、それに基づいて担当保育士が具体的な指導計画を作成す るというように、分担して計画を作成しなければならない。
1×
2×
3×××
4×
5××

正解 3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。 一人一人の子どもの発達過程や状況を十分に踏まえ、3歳以上児は個の成長と、子ども相互の関係や協同的な活動が促されるよう配慮することが必要です。
C × 不適切です。「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を到達目標にするという記述はありません。
D × 不適切です。全体的な計画は施設長が単独で作成するという記述はありません。全職員が参画し、創意工夫をして作成し、全職員が共通理解をもって取り組むことが必要です。

4

次の表は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の1「乳児保育に関わるねらい及び内容」 の一部である。表中の( A )~( C )にあてはまる記述をア~エから選択した場合の正し い組み合わせを一つ選びなさい。

1
2
3
4
5

正解 4
A イ 食事、睡眠等の生活のリズムの感覚が芽生える。
B ア 安心できる関係の下で、身近な人と共に過ごす喜びを感じる。
C エ 見る、触れる、探索するなど、身近な環境に自分から関わろうとする。

「保育所保育指針」第2章「保育の内容」 1「乳児保育に関わるねらい及び内容」参照

5

問5・6 次の文章は、ある著書の一部である。これを読んで、問5・6に答えなさい。
この文章の著者として、正しいものを一つ選びなさい。

幼稚園や保育所もかかる意味で、もとより学校であるが、それが子どもの生活環境を改造して いくための教育的計画であるからには、何よりもまず子どもの自然である利己的生活を、共同的 生活へ指導していく任務を負わねばならない。 したがって幼稚園、保育所の保育案は「社会協力」ということを指導原理として作製されなけ ればならないもので、幼稚園と保育所との教育はこの原理によって統一されるのである。

1倉橋惣三
2城戸幡太郎
3東基吉
4坂元彦太郎
5橋詰良一

正解 2
城戸幡太郎は昭和初期の教育学者です。「子どもは大人が導く」という社会中心主義を提唱し、「社会協力の訓練」を保育の目的、指導原理として明示しました。

6

この文章の著者と関連の深い事項として、最も適切なものを一つ選びなさい。

幼稚園や保育所もかかる意味で、もとより学校であるが、それが子どもの生活環境を改造して いくための教育的計画であるからには、何よりもまず子どもの自然である利己的生活を、共同的 生活へ指導していく任務を負わねばならない。 したがって幼稚園、保育所の保育案は「社会協力」ということを指導原理として作製されなけ ればならないもので、幼稚園と保育所との教育はこの原理によって統一されるのである。

1律動遊戯
2誘導保育
3学校教育法草案
4家なき幼稚園
5保育問題研究会

正解 5
1 × 不適切です。「律動遊戯」を創作し発表したのは、土川五郎です。
2 × 不適切です。「誘導保育」を提唱したのは、倉橋惣三です。
3 × 不適切です。「学校教育法」草案の作成に携わったのは、坂元彦太郎です。
4 × 不適切です。「家なき幼稚園」を開設し露天保育を行ったのは、橋詰良一です。
5 〇 適切です。「保育問題研究会」を設立したのは、城戸幡太郎です。

7

次の文のうち、モンテッソーリ(Montessori, M.)に関する記述として、適切な記述を○、不 適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • A イタリアの思想家・実践家として、母親学校の創始者となり、そこで実践された環境を通して行 う教育法はモンテッソーリ・メソッドと呼ばれている。
  • B 青年期を敏感期ととらえ、感覚運動能力の育成こそ人間のあらゆる能力の発達の基礎であるとし て、こうした感覚訓練を目的とした教具を開発した。
  • C ローマのスラム化した地区において、アパートの一棟に昼間仕事をしている母親の児童を預かる ための施設として「子どもの家」が設立され、そこでの実践を通して自らの理論を構築した。
  • D セガン(Seguin, E.)が知的障害の子どもの教育のために開発した教具に修正を加え、独自の教 具を作り、それが後のモンテッソーリ教具と呼ばれるものとなった。
1×
2××
3×
4××
5×××

正解 4
A × 不適切です。母親学校の創始者は、コメニウスです。
B × 不適切です。モンテッソーリが敏感期ととらえたのは、青年期ではなく幼児期です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。

8

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
Kちゃん(生後7か月)は、家庭では保護者がおんぶ紐でおんぶをしたまま昼寝をする習慣があ る。保育所に入所後は、担当保育士が保護者に家庭での昼寝の様子を聞き、家庭での入眠方法を踏襲 し保育士がおんぶをして午睡をしていた。Kちゃんは入所後1か月が経過したが布団ではなかなか眠 れず、ウトウトしてもすぐに目を覚ましては泣いてしまい、十分に睡眠がとれない日々が続いている。


【設問】
担当保育士の今後の対応として、「保育所保育指針」第1章「総則」、第2章「保育の内容」、第4 章「子育て支援」に照らし、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一 つ選びなさい。



A: 担当保育士との信頼関係を築けるようにKちゃんが泣いたら応答し、担当保育士との関わりがK ちゃんにとって安心で心地よいものとなることをまず心がける。

B: いずれ保育所の睡眠環境に慣れて眠るようになるとの見通しから、今後もしばらく担当保育士が おんぶして寝かせるようにしていく。

C: 保護者に保育所でのKちゃんの状況を伝え、家庭でも保育所の環境を想定して、睡眠導入時から 布団で寝られるようにするためにおんぶ紐の使用をやめるように話す。

D: なるべく早く保育所の睡眠環境に慣れて眠れるように、泣いても極力応答せずにKちゃん自身が 入眠リズムをつくっていくことを心がける。


1××
2×
3××
4××
5×××

正解 1
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。一方的におんぶ紐の使用をやめるように話すのは不適切です。子育て支援の一つに「保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者の自己決定を尊重すること」とあります。
D × 不適切です。泣いても極力応答しないのは不適切です。早く保育所の睡眠環境に慣れて眠れるように、受容的、応答的なかかわりが重要です。

9

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
Yちゃん(4歳、女児)がS保育所からの帰り道、母親にその日のことを話している。その日、Y ちゃんは袖に花の飾りがいくつかついたお気に入りの洋服を着ていた。花の飾りは糸で止められてい て、手で引っ張ると簡単に取れてしまうものである。Yちゃんの洋服の花に興味を持った男の子たち が引っ張って、取れてしまった。Yちゃんは、花が取れてしまって本当は嫌だったのだけど、嫌と言 えなかったと母親に話す。Yちゃんは、日頃からおとなしく、母親は保育所でも周りの友達に遠慮が ちになっているのではないかと心配している。母親は、Yちゃんの話を聞いて、このことを連絡帳に 書いて担当保育士に伝えることにした。


【設問】
担当保育士のYちゃんの母親への対応として、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の3「3 歳以上児の保育に関するねらい及び内容」、第4章「子育て支援」に照らし、適切な記述を○、不適 切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。


A: 子ども同士のトラブルはあって当たり前なので、そんなに気にすることではないと母親に伝える。

B: Yちゃんとクラスの子どもとの関係を気にかけて見ていくことを母親に伝える。

C: Yちゃんに、嫌だと思ったときは相手に伝えて大丈夫だと話していくことを母親に伝える。

D: クラス全体に対して、一人一人が大事にしている物は、周りのみんなも大事にするように伝え、 そのことをYちゃんの母親に伝える。

1×
2×
3×
4××
5×××

正解 3
A × 不適切です。気にすることではないと母親に伝えるのは不適切です。保護者の気持ちを受け止め、保護者との相互理解を図るよう努めることが大切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。

「保育所保育指針」第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」、第4章「子育て支援」参照

10

次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)第35 条の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい 組み合わせを一つ選びなさい。

保育所における保育は、( A )及び( B )を( C )に行うことをその特性とし、その 内容については、厚生労働( D )が定める( E )に従う。

E
1
2
3
4
5

正解 1
保育所における保育は、( A:エ 養護 )及び( B:ア 教育 )を( C:キ 一体的 )に行うことをその特性とし、その内容については、厚生労働( D:ケ 大臣 )が定める( E:ク 指針 )に従う。

「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」 第35 条参照

11

次の文のうち、レッジョ・エミリアの保育・教育実践に関する記述として、適切な記述を○、 不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • A フランスの都市レッジョ・エミリアの保育・教育実践は、その学校建築設計の特徴として、食育 ができる「食堂」と、表現活動の拠点となる「アトリエ」があげられる。
  • B 「アトリエリスタ(芸術教師)」が配置されていることは、レッジョ・エミリアの保育・教育実践 の特徴の一つである。
  • C 「ドキュメンテーション(子どもの日々の活動や学びの記録)」は、レッジョ・エミリアの保育・ 教育実践の特徴の一つである。
  • D レッジョ・エミリアの保育・教育実践の考え方を支えてきたのは、教師であり思想家であるルド ルフ・シュタイナー(Steiner, R.)である。
1×
2×
3××
4××
5×××

正解 3
A × 不適切です。フランスではなくイタリアで実施されました。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。ルドルフ・シュタイナーは、シュタイナー教育の実践者で、レッジョ・エミリアの保育・教育実践の考え方を支えたわけではありません。

12

次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」の2「養護に関する基本的事項」の一部であ る。「生命の保持」のねらいとして、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合 わせを一つ選びなさい。

  • A 一人一人の子どもが、安定感をもって過ごせるようにする。
  • B 一人一人の子どもがくつろいで共に過ごし、心身の疲れが癒されるようにする。
  • C 一人一人の子どもが、自分の気持ちを安心して表すことができるようにする。
  • D 一人一人の子どもの生理的欲求が、十分に満たされるようにする。
  • E 一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。
E
1××
2×××
3×××
4×××
5×××

正解 5
A × 不適切です。「生命の保持」ではなく、「情緒の安定」の内容です。
B × 不適切です。「生命の保持」ではなく、「情緒の安定」の内容です。
C × 不適切です。「生命の保持」ではなく、「情緒の安定」の内容です。
D 〇 適切です。
E 〇 適切です。

「保育所保育指針」第1章「総則」2「養護に関する基本的事項」参照

13

次の文は、保育所における指導計画とその展開に関する記述である。「保育所保育指針」第1 章「総則」の3「保育の計画及び評価」に照らして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場 合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • A 保育士等は、保育の過程を記録し、これらを踏まえ、指導計画に基づく保育内容の見直しを行 い、改善を図る必要がある。
  • B 保育の過程の記録は、子どもの生活や遊びの姿に視点をあてた記録ではなく、保育士等の行った 保育に視点をあて、ねらいや内容が適切であったか否かを記録することが重要である。
  • C 保育士等は計画通りに保育を展開することが重要なので、そのための保育技術を身に付けなけれ ばならない。
  • D 子どもに対する保育士等の援助には、場や生活の流れを調整するなどのように、直接子どもに関 わらないで子ども自身の活動の展開を促す援助もある。
1×
2×
3××
4×××
5×××

正解 3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。子どもの生活や遊びの姿に視点をあてた内容の記録が重要です。
C × 不適切です。自らの保育実践を振り返り、自己評価することで専門性の向上や保育実践の改善に努めることが大切です。計画通りに保育を展開することが重要ではありません。
D 〇 適切です。

「保育所保育指針」第1章「総則」 3「保育の計画及び評価」参照

14

次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」の3「保育の計画及び評価」(2)「指導計画の 作成」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正 しい組み合わせを一つ選びなさい。

障害のある子どもの保育については、一人一人の子どもの( A )や障害の状態を把握し、適切 な( B )の下で、障害のある子どもが他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう、( C ) 計画の中に位置付けること。また、子どもの状況に応じた保育を実施する観点から、家庭や関係機関 と連携した( D )のための計画を( E )作成するなど適切な対応を図ること。

E
1
2
3
4
5

正解 4
障害のある子どもの保育については、一人一人の子どもの( A:キ 発達過程 )や障害の状態を把握し、適切な( B:イ 環境 )の下で、障害のある子どもが他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう、( C:カ 指導 ) 計画の中に位置付けること。また、子どもの状況に応じた保育を実施する観点から、家庭や関係機関と連携した( D:エ 支援 )のための計画を( E:ク 個別に )作成するなど適切な対応を図ること。

15

次の文は、保育所における小学校との連携に関する記述である。「保育所保育指針」第2章 「保育の内容」の(2)「小学校との連携」に照らして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした 場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • A 保育所に入所している子どもが就学する際の子どもの情報に関しては、「幼児期の終わりまでに 育ってほしい姿」を中心に保護者から直接情報を得て小学校に説明できるようにすることが大切である。
  • B 小学校では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を踏まえた指導を工夫することによって、 幼児期の保育を通して育まれた資質・能力を踏まえて教育活動を実施し、子どもが主体的に自己を 発揮しながら学びに向かうことが可能となるようにすることが求められている。
  • C 保育所保育と小学校教育の円滑な接続を図るため、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を テーマにするなどして、小学校の教師との意見交換や合同の研究会や研修会の機会を設けることが大切である。
  • D 保育所保育を小学校以降の生活や学習の基盤の育成につなげていくための有効で確かな方法の一 つは、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を到達目標にして小学校教育の先取りをすることである。
1×
2××
3××
4××
5××

正解 3
A × 不適切です。保護者から直接情報を得て説明するのではなく、「市町村の支援の下に、子どもの育ちを支えるための資料が保育所から小学校へ送付されるようにすること」が適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。  
D × 不適切です。「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が到達目標ではありません。小学校教育が円滑に行われるよう「育って欲しい姿」を共有するなど連携し、円滑な接続を図っていくことが大切です。

「保育所保育指針」第2章「保育の内容」4「保育の実施に関して留意すべき事項」(2)「小学校との連携」参照

16

次の【Ⅰ群】の語句と最も関連の深い人名を【Ⅱ群】から選び、それぞれを結びつけた場合 の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A 二葉幼稚園
B 守孤扶独幼稚児保護会
C 東京女子師範学校附属幼稚園
D 家なき幼稚園


【Ⅱ群】
ア 関信三
イ 野口幽香
ウ 赤沢鍾美
エ 橋詰良一
オ 石井十次

1
2
3
4
5

正解 1
A 二葉幼稚園は、野口幽香が創設しました。
B 守孤扶独幼稚児保護会は、赤沢鍾美が創設しました。
C 東京女子師範学校附属幼稚園の初代監事(園長)は、関信三です。
D 家なき幼稚園は、橋詰良一が創設しました。

17

次の【Ⅰ群】の語句と最も関連の深い人名を【Ⅱ群】から選び、それぞれを結びつけた場合 の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A 消極的教育
B メトーデ
C ガーベ(恩物)
D 性格形成学院


【Ⅱ群】
ア オーエン(Owen, R.)
イ フレーベル(Fröbel, F.W.)
ウ ルソー(Rousseau, J.-J.)
エ ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)

1
2
3
4
5

正解 5
A 消極的教育を実践したのはルソーです。
B メトーデを実践し確立したのはペスタロッチです。
C ガーベ(恩物)を考案したのはフレーベルです。
D 性格形成学院を創設したのはオーエンです。

18

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
Mちゃん(1歳11か月、女児)は、この4月にJ保育所の1歳児クラスに入所した。欠席が多く 休みがちではあるが、少しずつ保育所の生活に馴染めてきている。 7月に入って1歳児クラスでは、水遊びが始まった。Mちゃんは水着に着替え終わっているが、体 操の音楽が流れ、保育士や周りの友達がリズムに合わせて身体を動かす中で、座りこんだり寝転んだ りしている。みんながテラスに出て、ビニールプールに入ったりじょうろに水を入れたりして水で遊 び始めても、Mちゃんは寝転んだままである。担当保育士が「一緒にやろう」と声をかけると、M ちゃんは泣き出したので、ひざに抱き上げて少し落ち着いたところでテラスに行く。友達がビニール プールに入っている様子を見せても、Mちゃんは担当保育士にしがみついて「いや!」と硬い表情で 強く言う。その日は、水で遊ばなかった。


【設問】
「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内 容」、第4章「子育て支援」に照らし、Mちゃんと保護者への担当保育士のこれからの対応として適 切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。


A: 安心して遊び始めることができない気持ちを受け止めて、Mちゃんのやりたい遊びを一緒に探す。

B: 遊び始めると気持ちも切り替わるかもしれないので、泣いてもビニールプールにMちゃんを座ら せる。

C: みんなと同じ活動を経験することが大事なので、友達と一緒に水遊びをするようにMちゃんに働 きかける。

D: 保護者に、今日のプールでの様子を伝えるとともに、家庭での遊びの様子を聞く。

E: 保護者に、家庭で水に慣れるように指導してくださいと伝える。

E
1×××
2×××
3××
4×××
5×××

正解 1
A 〇 適切です。
B × 不適切です。「自我が形成され、子どもが自分の感情や気持ちに気付くようになる重要な時期であることに鑑み、情緒の安定を図りながら、子どもの自発的な活動を尊重するとともに促していく」とあります。泣いてもビニールプールにMちゃんを座らせることは不適切です。
C × 不適切です。上記同様、無理に他の子と同じ活動を強要するのは不適切です。
D 〇 適切です。
E × 不適切です。Mちゃんや保護者の気持ち、家庭の状況を考えず、保育士主導で指導をすることは不適切です。

「保育所保育指針」第2章「保育の内容」2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」、 第4章「子育て支援」参照

19

次の文のうち、「子ども・子育て支援新制度」による地域型保育事業に含まれる事業について の記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • A 「小規模保育事業」とは、保育を必要とする乳児・幼児であって満3歳未満のものの保育を、利 用定員が6人から19人までの施設で行う事業である。
  • B 「家庭的保育事業」とは、保育を必要とする乳児・幼児であって満3歳未満のものの保育を、家 庭的保育者の居宅等において行う事業であり、利用定員は10人以下である。
  • C 「居宅訪問型保育事業」とは、保育を必要とする乳児・幼児であって満3歳未満のものの保育を、 乳児・幼児の居宅において家庭的保育者により行う事業である。
  • D 「事業所内保育事業」とは、事業主がその雇用する労働者の監護する乳児・幼児及びその他の乳 児・幼児の保育を、自ら設置する施設又は事業主が委託した施設において行う事業である。
1××
2×
3××
4××
5×××

正解 2
A 〇 適切です。
B × 不適切です。通称「保育ママ」と呼ばれる「家庭的保育事業」の利用定員は、1人の保育者につき子どもは3人以下(補助者が他にいれば5人以下)です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。

受講生専用ページの「学習に役立つリンク集」に「子ども・子育て支援新制度」のリンクが貼ってありますので確認しておきましょう。

20

次の表は、平成29年及び平成30年の保育所等数と利用児童数を示したものである。この表 を説明した記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ 選びなさい。

  • A 平成29年と比較して、平成30年の保育所等数の合計は2,000か所以上増えている。
  • B 平成29年と比較して、平成30年の保育所の数及び保育所の利用児童数はともに増加している。
  • C 平成29年と比較して、平成30年の保育所の利用児童数は減少している一方で、幼保連携型認定 こども園の利用児童数は増加している。
  • D 平成29年と比較して、平成30年の特定地域型保育事業の数は増加しているが、特定地域型保育 事業の利用児童数は減少している。
1×
2×
3××
4××
5×××

正解 5
A × 不適切です。平成29年(32,793か所)と平成30年(34,763か所)を比較すると、増加数は2,000か所に達していません。
B × 不適切です。平成29年と平成30年を比較すると、保育所の数は増加(23,410か所 → 23,524か所)していますが、利用児童数は減少(2,116,641人 → 2,088,406人)しています。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。特定地域型保育事業の数(4,893事業 → 5,814)と利用児童数(56,923人 → 71,719人)は共に増加しています。

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