平成30年度 保育試験 過去問題
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇 |
3 | ××〇〇 |
4 | ××〇× |
5 | ×××〇 |
正解 4
A × 誤りです。離乳とは、「離乳食に移行する過程」ではなく、「幼児食に移行する過程」をいいます。
B × 誤りです。離乳の完了とは、「母乳または育児用ミルクを飲んでいない状態」ではなく、「12~18カ月になっていて、形のある食べ物を噛みつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分が母乳またはミルク以外の食物からとれるようになった時期」をいいます。
C 〇 記述の通りです。
D × 誤りです。ローレル指数は学童期に用いる指標です。成長の目安は、成長曲線のグラフで確認します。この成長曲線のグラフは、「パーセンタイル」という単位で作成されており、使われている数値を「パーセンタイル値」と言います。テキストで確認しておきましょう。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇 |
3 | 〇×〇〇 |
4 | ×〇〇× |
5 | ×××〇 |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。さとうきびに存在するのは砂糖(ショ糖=ブドウ糖+果糖)です。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇〇 |
2 | 〇〇×〇 |
3 | 〇××× |
4 | ×〇×〇 |
5 | ××〇〇 |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。記述はマグネシウムではなく、カルシウムの説明です。マグネシウムは、大豆製品、魚介類、海藻、ナッツ類などに多く含まれます。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇〇 |
2 | 〇〇〇× |
3 | 〇×〇× |
4 | ×〇×〇 |
5 | ×××〇 |
正解 1
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
1 | 幼児期の肥満への対応は、成長期であるため、極端な食事制限は行わない方がよい。 |
---|---|
2 | 乳歯は、永久歯に抜けかわるため、むし歯(う歯)になっても治療は控えてよい。 |
3 | むし歯(う歯)を防ぐには、甘い間食を少なくし、食後の口ゆすぎ、歯みがきの励行 を心がける。 |
4 | 菓子の中でも、砂糖含有量が多く、歯の表面への粘着性が高いもので、口腔内滞在時 間が長いものは、う蝕誘発性が高い。 |
5 | 幼児期の肥満は、学童期以降の肥満につながる可能性をもっている。 |
正解 2
1 〇 記述の通りです。
2 × 不適切です。乳歯の虫歯を放置しておくと治療せずそのままにしていると、虫歯菌だらけの口の中に久歯がはえたり、顎や顎の完成の成長が不十分になったり、永久歯の歯並びが悪くなったりする可能性があります。
3 〇 記述の通りです。
4 〇 記述の通りです。
5 〇 記述の通りです。
・ 栄養素の指標は、3つの目的からなる5つの指標で構成する。
・ 摂取不足の回避を目的として( A )を設定する。( A )は、半数の人が必要量を満たす量である。
・ ( A )を補助する目的で、( B )を設定する。( B )は、ほとんどの人が 充足している量である。
・ 十分な科学的根拠が得られず、( A )と( B )が設定できない場合には( C )を設定する。
・ 過剰摂取による健康障害の回避を目的として、( D )を設定する。
・ 生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量として( E ) を設定する。
A B C D E | |
1 | ア イ ウ エ オ |
2 | ウ エ オ ア イ |
3 | ウ オ エ ア イ |
4 | オ ウ ア エ イ |
5 | オ ウ イ ア エ |
正解 3
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」参照。
・摂取不足の回避を目的として( A:ウ 推定平均必要量 )を設定する。( A:ウ 推定平均必要量 )は、半数の人が必要量を満たす量である。
・( A:ウ 推定平均必要量 )を補助する目的で、( B:オ 推奨量 )を設定する。( B:オ 推奨量 )は、ほとんどの人が充足している量である。
・十分な科学的根拠を得られず、( A:ウ 推定平均必要量 )や( B:オ 推奨量 )が設定できない場合には( C:エ 目安量 )を設定する。
・過剰摂取による健康被害の回避を目的として、( D:ア 耐容上限量 )を設定する。
・生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量として(E:イ 目標量)を設定する。
1 | A 米・パン・めん類B 魚・肉・卵C 油脂D 野菜・果物 |
---|---|
2 | A 魚・肉・卵B 米・パン・めん類C 野菜・果物D 油脂 |
3 | A 魚・肉・卵B 米・パン・めん類C 油脂D 野菜・果物 |
4 | A 油脂B 米・パン・めん類C 魚・肉・卵D 野菜・果物 |
5 | A 油脂B 野菜・果物C 米・パン・めん類D 魚・肉・卵 |
正解 3
A 赤のグループ:たんぱく質を多く含む食品 … 肉・魚・卵・牛乳及び乳製品・豆など
B 黄のグループ:糖質や脂質を多く含む食品 … 穀類(ご飯・麺・パンなど)・芋類・油・砂糖など
C 緑のグループ:ビタミンやミネラルを含む食品 … 野菜・果物・きのこ類など
既に記入されている用語をヒントに解きましょう。
1 | A 生後3、4か月頃B 5~8か月頃C 舌D 歯 |
---|---|
2 | A 生後5、6か月頃B 7、8か月頃C 歯ぐきD 歯 |
3 | A 生後3,4か月頃B 5~8か月頃C 歯D 歯ぐき |
4 | A 生後5、6か月頃×B 7、8か月頃C 舌D 歯ぐき |
5 | A 生後4か月頃B 5~8か月頃C 歯ぐきD 歯 |
正解 4
「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年厚生労働省)「離乳食の進め方の目安」参照。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇 |
3 | 〇×〇× |
4 | ××〇× |
5 | ×××〇 |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。医師など専門家の指導以外は、月齢に関係なく調乳濃度は一定です。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇 |
3 | 〇×〇× |
4 | ×〇×〇 |
5 | ×××× |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。毎日、朝食を「必ず食べる」と回答した子どもの割合は93.3%でした。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇〇 |
2 | 〇〇×× |
3 | 〇×〇× |
4 | ××〇〇 |
5 | ×××〇 |
正解 1
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
1 | <病因菌>腸管出血性大腸菌―――<原因食品>卵焼き |
---|---|
2 | <病因菌>サルモネラ菌―――<原因食品>しめさば |
3 | <病因菌>腸炎ビブリオ―――<原因食品>あゆの塩焼き |
4 | <病因菌>ボツリヌス菌―――<原因食品>ビン詰、缶詰 |
5 | <病因菌>セレウス菌(嘔吐型)―――<原因食品>生肉 |
正解 4
1 × 腸管出血性大腸菌 ― 十分に加熱されていな肉や生野菜などが原因となります。
2 × サルモネラ菌 ― 十分に加熱していない卵・肉・魚などが原因となります。
3 × 腸炎ビブリオ ― 生の魚や貝などの魚介類貝などが原因となります。
4 〇 記述の通りです。
5 × セレウス菌(嘔吐型) ― 一度に大量に調理されたり常温放置されたチャーハンやスパゲッティなどが原因となります。セレウス菌は熱に強く、加熱による殺菌が難しいのが特徴です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇 |
3 | 〇×〇〇 |
4 | ×〇×× |
5 | ×××〇 |
正解 5
A × 不適切です。「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、妊娠中のカルシウムの付加量は設定されていません。
B × 不適切です。「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、ビタミンAは妊娠後期で付加量が設定されています。妊娠初期のビタミンAの摂取は先天異常の原因となる可能性があるとされているため注意が必要です。
C × 不適切です。「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、妊娠中のナトリウム(食塩相当量)の付加量は設定されていません。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇〇 |
2 | 〇〇×〇 |
3 | ×〇×〇 |
4 | ××〇× |
5 | ×××× |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。母乳栄養児の方が、人工栄養児に比べ、肥満となるリスクが低いと記述されています。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇 |
3 | 〇×〇〇 |
4 | ×〇×× |
5 | ×××〇 |
正解 1
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。乳児用調整粉乳の調乳は「60℃以上」ではなく、「70℃以上」です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇〇 |
2 | 〇〇〇× |
3 | 〇×〇〇 |
4 | ×〇×× |
5 | ×××〇 |
正解 1
児童福祉施設における食事の提供、および栄養管理は、個々の施設はもちろん施設種別によっても状況は様々です。それぞれの施設や、入所する子どもの特性に合わせて食事の提供及び栄養管理を進めていくことが重要です。
「児童福祉施設における食事の提供ガイド」参照。
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇 |
3 | 〇××〇 |
4 | ×〇〇× |
5 | ×××〇 |
正解 3
A 〇 記述の通りです。
B × 誤りです。正しくは、「食べたいもの、好きなものが増える子ども」です。
C × 誤りです。正しくは、「お腹がすくリズムのもてる子ども」です。
D 〇 記述の通りです。
食育の目標の残り1つは「食事づくり、準備にかかわる子ども」です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇〇 |
2 | 〇〇〇× |
3 | 〇〇×〇 |
4 | ××〇× |
5 | ×××〇 |
正解 3
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。脱水症のときは、尿量は「減少」します。
D 〇 適切です。
ABCDE | |
1 | 〇〇〇×〇 |
2 | 〇〇××× |
3 | 〇××〇〇 |
4 | ×〇〇×× |
5 | ××〇×× |
正解 1
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。牛乳のアレルゲンは、加熱によるアレルゲン性の変化を受けにくいため、アレルギーを起こす力はあまり弱まりません。
E 〇 適切です。
1 | 摂食時の姿勢は、軽度の摂食・嚥下障害児では、ほぼ健常者と同じと考えてよい。 |
---|---|
2 | 日常生活で寝たきりが多い児は、誤嚥を防止するために、頸部を少し前屈させるようにする。 |
3 | 誤嚥を防止するために、一度に多量の食物を口に入れないようにする。 |
4 | 運動麻痺や不随意運動などのある障害児には、食事用自助具の利用や工夫が必要となる。 |
5 | 食物をスプーンですくう時にこぼれないように、浅めの皿が使いやすい。 |
正解 5
1 × 適切です。
2 〇 適切です。
3 〇 適切です。
4 〇 適切です。
5 × 不適切です。すくいやすい皿は「すくう動作」がスムーズにできるよう深底で、皿の底部分に傾斜があるお皿が一般的です。