令和2年度 保育試験 過去問題
1 | 食べるのに時間がかかる |
---|---|
2 | 偏食する |
3 | むら食い |
4 | 遊び食べをする |
5 | 食べすぎる |
正解 5
1 〇 適切です。
2 〇 適切です。
3 〇 適切です。
4 〇 適切です。
5 × 不適切です。上位5つには入っていません。
ABCD | |
1 | ○○○× |
2 | ○○×× |
3 | ×○○○ |
4 | ××○○ |
5 | ×××○ |
正解 3
A × 不適切です。農水省発表の平成28年度の食糧自給率は供給熱量ベースで38%でした。この数値は先進国の中でも最低水準の数値です。
※「食料需給表」は令和2年度版が最新です。令和2年度の食料自給率は供給熱量ベースで37%でした。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
※「食育白書」は令和3年版が最新です。「孤食」の状況は平成29年度版に載っています。
ABCD | |
1 | 〇〇×〇 |
2 | 〇〇×× |
3 | 〇××〇 |
4 | ×〇×〇 |
5 | ××〇〇 |
正解 4
A × 不適切です。ビタミンKの不足・欠乏症は、新生児の頭蓋内出血症です。神経管閉鎖障害は、妊娠6週頃(胎生期4週頃)の胎児に起こる先天異常です。上部に現れると無脳症となり、流産や死産の割合が高くなります。主な原因は葉酸の摂取量不足、妊娠中の環境、遺伝的要因といわれており、葉酸の十分な摂取で発生リスクは70~80%の低減が見込めます。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。葉酸の不足・欠乏症は、悪性貧血(巨赤芽球性貧血)、神経管閉鎖障害、脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患です。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇×× |
2 | 〇×〇〇 |
3 | 〇××× |
4 | ×〇〇〇 |
5 | ×××〇 |
正解 2
A 〇 適切です。
B × 不適切です。脂質の1gあたりのエネルギー量は9kcalです。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇 |
3 | 〇×〇〇 |
4 | ×〇〇× |
5 | ×××〇 |
正解 5
A × 不適切です。身体活動レベルは「1~2歳」「3~5歳」は2区分ですが、「6~7歳以降」では3区分です。
B × 不適切です。カルシウムの推奨量が最も高いのは、男女とも「12~14歳」です。
C × 不適切です。脂質の目標量は男女とも「20~30%エネルギー」です。
D 〇 適切です。
1 | 食事の提供量の単位は、SV(サービング)である。 |
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2 | 1食に「何を」「どれだけ」食べたらよいかが示されている。 |
3 | コマのイラストで描かれている。 |
4 | 菓子・嗜好飲料は食生活の中の楽しみとしてとらえ、料理グループには含まれていない。 |
5 | 「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5区分の料理で示されている。 |
正解 2
1 〇 適切です。
2 × 不適切です。「1食」ではなく「1日」です。
3 〇 適切です。
4 〇 適切です。
5 〇 適切です。
1 | 母乳中の糖質は、しょ糖(スクロース)を多く含む。 |
---|---|
2 | 母乳のたんぱく質含量は、普通牛乳より少ない。 |
3 | 母乳には、消化吸収のよい飽和脂肪酸が多く含まれている。 |
4 | 母乳中のカルシウム量は、普通牛乳より多い。 |
5 | 冷凍母乳は免疫物質を保持するため、電子レンジで解凍するとよい。 |
正解 2
1 × 不適切です。「しょ糖」ではなく「乳糖(ラクトース)」を多く含みます。
2 〇 適切です。
3 × 不適切です。「飽和脂肪酸」ではなく「不飽和脂肪酸」です。
4 × 不適切です。カルシウム量は、普通牛乳の方が多いです。
5 × 不適切です。電子レンジは母乳の栄養成分が破壊される恐れがあるので、40℃前後のぬるま湯を入れた容器に入れて湯せんしたり、流水をあてるなどして解凍します。
ABCD | |
1 | アイエウ |
2 | イエウア |
3 | ウエイア |
4 | エアイウ |
5 | エアウイ |
正解 4
A エ 乳児用調製粉乳は、原料の牛乳の組成を母乳に近づけるために、栄養成分を置換、強化、過剰なものを減らすなど、改善してあります。
B ア フォローアップミルクは、母乳や乳児用調製粉乳から牛乳に移行するまでの、橋渡し的な役割をするミルクです。乳児用調製粉乳とは異なり、母乳の代替となるミルクではありません。
C イ 出生時の体重が 2,500 g 未満の乳児を低出生体重児といいます。低出生体重児用ミルクは調乳濃度を高めてあります。たんぱく質と糖質は高めに、脂質は消化吸収が未熟な乳児のために低めにしてあります。また、カルシウム、リン、鉄などのミネラルも、体内蓄積量が少ない乳児のために高めてあります。
D ウ アミノ酸混合乳は、精製アミノ酸をバランスよく配合し、ビタミンや無機質を添加したもので、重篤なアレルギーの場合に用いられます。
1 | A→B→C→D |
---|---|
2 | A→C→D→B |
3 | B→A→C→D |
4 | B→C→A→D |
5 | B→C→D→A |
正解 1
自分で食べるようになると、「手掌握り」→「指握り」→「鉛筆握り」という順序で変化させていきます。
A スプーンの使い始めは、上からグーで握り、上手持ちで持ちます。肘を曲げたり、腕全体を動かす形で口元に持っていきます。
B 小指側の指でスプーンを固定し、親指側の指でスプーンの動きを操作します。少しずつスプーンですくう動作が見られます。手首の動きが少し加わります。
C 上手持ちができるようになると、下からグーで握り下手持ちで持ちます。手首を内側から外側に反す動作で口元に持っていきます。
D 最後のステップである鉛筆握りです。
ABCD | |
1 | 〇〇〇× |
2 | 〇〇×〇 |
3 | 〇××〇 |
4 | ×〇×〇 |
5 | ××〇× |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。離乳食完了期に当たる1歳の子どもの1日の食事量の目安について、主食、副菜、主菜は、子どもと成人は同じ程度ではありません。
D 〇 適切です。
1 | 「学校給食摂取基準」については、厚生労働省が策定した「学校保健統計調査」を参考とすること。 |
---|---|
2 | 各地域の実情や家庭における食生活の実態把握の上、日本型食生活の実践、日本の伝統的な食文化の継承について十分配慮すること。 |
3 | 「食事状況調査」の結果によれば、学校給食のない日はカルシウム不足が顕著である。 |
4 | 献立作成にあたっては、常に食品の組み合わせ、調理方法等の改善を図るとともに、児童生徒のし好の偏りをなくすよう配慮すること。 |
5 | 望ましい生活習慣を形成するため、適度な運動、調和のとれた食事、十分な休養・睡眠という生活習慣全体を視野に入れた指導に配慮すること。 |
正解 1
1 × 不適切です。「日本人の食事摂取基準」を参考とします。
2 〇 適切です。
3 〇 適切です。
4 〇 適切です。
5 〇 適切です。
―からだづくりの基礎となる「( A )」は適量を―
肉、魚、卵、大豆料理をバランスよくとりましょう。赤身の肉や魚などを上手に取り入れて、
( B )を防ぎましょう。ただし、妊娠初期には( C )の過剰摂取に気をつけて。
ABC | |
1 | アウカ |
2 | アエキ |
3 | イウオ |
4 | イウカ |
5 | イエキ |
正解 4
―からだづくりの基礎となる「( A:イ 主菜 )」は適量を―
肉、魚、卵、大豆料理をバランスよくとりましょう。赤身の肉や魚などを上手に取り入れて、( B:ウ 貧血 )を防ぎましょう。ただし、妊娠初期には( C:カ ビタミンA )の過剰摂取に気をつけて。
※「妊産婦のための食生活指針」は「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針(令和3年3月)」に改定されました。
ABCDE | |
1 | アイウエオ |
2 | アエウイオ |
3 | イウアオエ |
4 | エウアイオ |
5 | エウアオイ |
節句の「節」とは季節の変わり目のことです。その節目の日は「節日(せつじつ)」と言って、お祝いするハレの日でした。節句のなかでも特に大事にされたのが「五節句」でした。
A エ 人日(じんじつ)の節句とは、五節句の1番目の節句で1月7日です。七草粥を食べて1年の豊作と無病息災を願います。春の七草は「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」です。
B ウ 桃の節句は上巴(じょうし)の節句ともいいます。女の子の健やかな成長を願う節句で3月3日です。
C ア 端午(たんご)の節句は、男の子の無病息災を祈る日で5月5日です。
D オ 七夕の行事食がそうめんであることには、古代中国の「索餅(さくべい)」という料理が由来しています。中国の言い伝えでは、7月7日に亡くなった帝の子どもが疫病を流行らせたため、帝の子どもの好物であった索餅をお供えしたところ、疫病の流行が治まったそうです。それ以降、無病息災を祈願して7月7日に索餅を食べる習慣ができたそうですが、時代を経てそうめんに変わり、現在の七夕の行事食として食べられるようになりました。
E イ 重陽(ちょうよう)の節句は、菊に長寿を祈る日で9月9日です。菊の花弁を浮かべた酒を飲んだり、栗ご飯を食べることで不老長寿を願います。
1 | 生涯にわたるライフステージに応じた間断ない食育の推進 |
---|---|
2 | 「周知」から「実践」へ |
3 | 生活習慣病の予防及び改善につなげよう |
4 | 食育の「周知」へ |
5 | 実践の環を広げよう |
正解 5
1 × 誤りです。第2次食育推進基本計画の重点課題の一つです。
2 × 誤りです。第2次食育推進基本計画のコンセプトです。
3 × 誤りです。第2次食育推進基本計画の重点課題の一つです。
4 × 誤りです。第1次食育推進基本計画では食育を周知と定着を図るため食育推進運動を行いました。
5 〇 設問の通りです。
※「食育推進基本計画」は第4次(令和3~7年度)が最新です。今回の重点事項は、①生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進、②持続可能な食を支える食育の推進、③「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進、の3つです。推進する目標は栄養バランスに配慮した食生活の実践のほか、産地や生産者への意識、学校給食での地場産物活用を増やすことなど挙げられています。
ABCDE | |
1 | 〇〇〇〇〇 |
2 | 〇〇〇×〇 |
3 | 〇×〇×〇 |
4 | ×〇×〇× |
5 | ×××〇× |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。「食育の目標」ではありません。
E 〇 適切です。
保育所における食育は、( A )な生活の( B )としての「( C )」の育成に向け、その基礎を培うことを目標とすること。
1 | A:健康B:基本C:生きていく力 |
---|---|
2 | A:安全B:基本C:食を営む力 |
3 | A:健康B:手本C:生きていく力 |
4 | A:健康B:基本C:食を営む力 |
5 | A:安全B:手本C:食を営む力 |
正解 4
保育所における食育は、( A 健康 )な生活の( B 基本 )としての「( C 食を営む力 )」の育成に向け、その基礎を培うことを目標とすること。
1 | 実習の献立については、衛生管理の観点から、十分な加熱を基本とし、容易に加熱できる献立とすることが望ましい。 |
---|---|
2 | 実習の材料として家庭菜園等で収穫したじゃがいもを使用する場合は、ソラニン類食中毒の防止のため、芽や緑化した部分を十分に切除するとともに、未成熟で小さいじゃがいもは喫食しないようにする。 |
3 | 体調不良や、下痢、手指に傷があるなどの子どもの状態を確認し、状況に応じては、該当する子どもの作業は控えることが望ましい。 |
4 | 調理前の手洗い等のみでなく、調理中も衛生管理できているか確認する必要がある。 |
5 | 加熱調理後は、24 時間以内に喫食することが望ましい。 |
正解 5
1 〇 適切です。
2 〇 適切です。
3 〇 適切です。
4 〇 適切です。
5 × 不適切です。「24時間以内」ではなく「2時間以内」です。
ABCD | |
1 | 〇〇〇〇 |
2 | 〇〇×× |
3 | 〇××〇 |
4 | ×〇×〇 |
5 | ××〇× |
正解 2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。間食は「1回」です。
D × 不適切です。間食は「1~2回」です。
1 | 下痢の時には、食物繊維を多く含む料理を与える。 |
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2 | 乳児は、胃の形状から嘔吐しやすい。 |
3 | 嘔吐後に、吐き気がなければ、様子を見ながら経口補水液などの水分を少量ずつ摂らせる。 |
4 | 脱水症の症状として、排尿間隔が長くなり、尿量が減る等がある。 |
5 | 嘔吐物の処理に使用した物(手袋、マスク、エプロン、雑巾等)は、ビニール袋に密閉して、廃棄する。 |
正解 1
1 × 不適切です。下痢の時には、食物繊維を多く含むものや脂質の多いものは消化が良くないため、避けます。また、香辛料や酸味の強いものは、腸を刺激するので、控えます。
2 〇 適切です。
3 〇 適切です。
4 〇 適切です。
5 〇 適切です。
1 | 卵 |
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2 | 乳 |
3 | 小麦 |
4 | そば |
5 | 大豆 |
正解 5
1 〇 設問の通りです。
2 〇 設問の通りです。
3 〇 設問の通りです。
4 〇 設問の通りです。
5 × 誤りです。特定原材料(義務品目)7品目は、卵・乳・小麦・そば・落花生(ピーナッツ)・海老・蟹です。特定原材料に準ずるもの(推奨品目)21品目は、アーモンド・鮑・イカ・いくら・オレンジ・カシューナッツ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・胡麻・鮭・鯖・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・松茸・桃・山芋・林檎・ゼラチンです。